List Creatorの詳細なエラーメッセージはイベントログに出力されます。
また、SSISのエラーメッセージの出力先は、SSISのログ記録で設定することができます。
List Creatorの実行環境の違い
List Creatorの実行環境の違いによって以下のように出力先が異なります。
帳票出力サーバでアプリケーションを実行する場合
帳票出力サーバのイベントログにエラーメッセージが出力されます。
List Creator Connector連携する場合
アプリケーションサーバのイベントログにエラーメッセージが出力されます。
SSISのログ記録の設定
エラーメッセージはSSISのログ記録を有効にすることで出力先や内容を設定することができます。
以下のようにSSISログの構成ダイアログボックスで設定します。
ログの出力先には、例えば以下があります。
テキストファイルのSSISログプロバイダ
指定されたテキストファイルにCSV形式でログを出力します。
Windows イベントログのSSISログプロバイダ
Windowsのイベントログにメッセージを出力します。
SSIS連携機能においてエラーが発生した場合に、それぞれのログにメッセージを出力するためには、詳細タブにて“OnError”イベントのメッセージを出力するように設定する必要があります。
詳細はSQL Serverに添付のドキュメントなどを参照してください。
テキストファイルのSSISログプロバイダに出力した場合
エラーメッセージをテキストファイルにCSV形式で出力するには、テキストファイルのSSISログプロバイダを追加する必要があります。
以下のようにSSISログの構成ダイアログボックスで設定します。
プロバイダの種類で“テキストファイルのSSISログプロバイダ”を選択した場合、メッセージは出力ファイルのmessage欄に出力されます。
メッセージ出力例を以下に示します。
メッセージの内容と対処については、オンラインマニュアル“メッセージ集”を参照してください。
例:メッセージ出力結果
#Fields: event,computer,operator,source,sourceid,executionid,starttime,endtime,datacode,databytes,message OnInformation,,,,,,2006/10/13 11:39:08,2006/10/13 11:39:08,1074016266,0x,検証フェーズを開始しています。 OnError,,,,,,2006/10/13 11:39:08,2006/10/13 11:39:08,91,0x, LCDST_302 CommandTypeプロパティに未サポートのコマンドが指定されました。 OnError,,,,,,2006/10/13 11:39:08,2006/10/13 11:39:08,-1073450901,0x,"コンポーネント "List Creator 変換先" (363)" が検証に失敗し、検証状態 "VS_ISBROKEN" が返されました。 OnError,,,,,,2006/10/13 11:39:08,2006/10/13 11:39:08,-1073450996,0x,1 つ以上のコンポーネントで検証に失敗しました。 OnError,,,,,,2006/10/13 11:39:08,2006/10/13 11:39:08,-1073594105,0x,タスクの検証中にエラーが発生しました。
Windows イベントログのSSISログプロバイダに出力した場合
エラーメッセージをWindowsのイベントログに出力するには、Windows イベントログのSSISログプロバイダを追加する必要があります。
以下のようにSSISログの構成ダイアログボックスで設定します。
プロバイダの種類で“Windows イベントログのSSISログプロバイダ”を選択した場合、メッセージはSQL Server Integration Servicesのメッセージとしてイベントログに出力されます。
そのため、イベントログのソースや形式については、SQL Serverに添付のドキュメントなどを参照してください。
メッセージの内容と対処については、オンラインマニュアル“メッセージ集”を参照してください。