Excelファイルのスタイル(セルの書式設定)に関する留意点を以下に説明します。
Excelファイルでは、セル単位でスタイルが管理されており、ブック内で利用可能なスタイルのパターンには、上限があります。ブック内で利用可能なスタイルのパターンは、それぞれ以下のスタイルを組み合わせたパターンになります。
フォント
配置
編集形式
罫線
網がけ
ブック内のスタイルの数が、上限値を超えるとエラーとなります。この場合、なるべくExcelファイルのスタイル(セルの書式設定)が同じになるように、帳票定義情報で以下の属性を調整してください。
フォント
フォント名や文字サイズなどを他の項目と合わせてください。
配置
文字配置や文字の向きなどを他の項目と合わせてください。
編集形式
編集形式や数字項目の桁数(精度)などを他の項目と合わせてください。
罫線
罫線の線種や太さ、色などを他のパーティションと合わせてください。
網がけ
網がけのパターンや色などを他のパーティションと合わせてください。
フォントのスタイルの数が、上限値を超えるとエラーとなります。この場合、上記の1で調整してください。
編集形式のスタイル数が上限値を超えると、表示形式は「標準」で設定されます。この場合、上記の3で調整してください。
罫線のスタイルの数が、上限値を超えるとエラーとなります。この場合、上記の4で調整してください。
網がけのスタイルの数が、上限値を超えるとエラーとなります。この場合、上記の5で調整してください。
ブックで利用できるカスタム色は、フォント、罫線、網がけで利用しているカスタム色をすべて合わせて、24色までとなります。マルチフォーム出力の場合、利用可能な数を超える可能性があります。利用可能な数を超えた項目以降に出力される項目(カスタム色)は、黒色で出力されます。
スタイル数の上限値の詳細については、以下を参照してください。
⇒ “4.3.1 Excelファイルの上限値”
エラーメッセージについては、オンラインマニュアル“メッセージ集”を参照してください。