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Interstage List Creator V10.4.0 Excelファイル出力機能編
FUJITSU Software

3.1.6 セルの結合

項目が複数のグリッドをまたぐ大きさで定義された場合、セルの結合が行われます。図3.1のように帳票設計を行うと、図3.2のようなExcelファイルが出力されます。

図3.1 帳票様式定義画面での項目の定義例-1

図3.2 Excelファイルへの出力結果(項目が複数のグリッドをまたぐ大きさで定義された場合)

複数のグリッドをまたぐ項目同士が重なって定義された場合、Excelファイルに出力すると、セルが結合されない場合があります。このとき、項目で指定した配置属性は無効になり、セルの書式設定の配置には、横位置は「左詰め」、縦位置は「上詰め」が設定されます。また、Excelファイルを表示した時、入力データがすべて見えない場合があります。

図3.3のように帳票設計を行うと、図3.4のようなExcelファイルが出力されます。

入力データをすべて表示させたい場合は、項目が重ならないように定義してください。

図3.3 帳票様式定義画面での項目の定義例-2

図3.4 Excelファイルへの出力結果(複数のグリッドをまたぐ項目同士が重なって定義された場合)

ポイント

セルの結合範囲に、他の項目の基点(項目の左上点)のセルが含まれている場合、セルは結合されません。
図3.4 では、青点線で囲まれた項目の結合範囲に、赤線で囲まれた項目の基点が含まれているため、青点線で囲まれた項目のセルは結合されません。また、青点線の項目のセルが結合されないことにより、赤線で囲まれた項目の結合範囲が、他の項目の結合範囲と重ならなくなるので、セルは結合されます。