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Interstage List Creator V10.4.0 Excelファイル出力機能編
FUJITSU Software

3.1.4 行の高さ、列幅

【任意間隔グリッドで作成した帳票を出力した場合】

グリッド間隔がそのまま「行の高さ」、および「列幅」となります。ただし、グリッド間隔の単位「dt(ドット)」(720dpiで換算した値)は、Excelファイルでの行の高さ、および列幅の単位「ピクセル」と異なります。

出力されるExcelファイルの行の高さ、および列幅は、以下の計算式で求められます。

【行の高さ、および列幅の算出】
  行の高さ、および列幅(ピクセル) = グリッド間隔 × 画面解像度 ÷ 720(帳票様式定義の解像度)
※ Excelファイルを表示する端末の画面解像度によっては、上記計算式で算出される行の高さ、および列幅に誤差が生じる場合があります。実際にExcelファイルを表示し、文字が欠けていないか確認してください。

例)

【グリッド間隔に720(dt)を指定した場合(画面解像度=96dpi)】

720 × 96 ÷ 720 = 96 ⇒ 96(ピクセル)が行の高さ、または列幅に設定されます。

【グリッド間隔に720(dt)を指定した場合(画面解像度=120dpi)】

720 × 120 ÷ 720 = 120 ⇒ Microsoft Excelの仕様により108(ピクセル)が行の高さ、または列幅に設定されます。

ポイント

  • 1つのグリッド間隔の縦幅が4,090(dt)より大きい場合は、4,090(dt)間隔で区切られた行が作成されます。

  • 1つのグリッド間隔の横幅が14,025(dt)より大きい場合は、14,025(dt)間隔で区切られた列が作成されます。


【List Creator デザイナ V8.0.0以前で作成した帳票、および固定間隔グリッドで作成した帳票を出力した場合】

項目の定義位置をもとに自動で設定します。自動設定の詳細については、以下を参照してください。
⇒ “A.1 セルの自動設定


項目位置が揃っていない場合、出力されるExcelファイルに予期しない行や列が生成される場合があります。2次利用データに適したExcelファイルを出力したい場合は、List Creator デザイナのグリッド強制機能や整列機能を利用して項目の定義位置をグリッドに揃えてください。