Windowsサーバ(x86)での、List Works仮想プリンタを追加、設定変更、および削除する方法について説明します。
注意
List Works仮想プリンタを設定する上での注意
List Works仮想プリンタは、通常使うプリンタに設定しないでください。
プリンタの追加ウィザードでの、テストページの印刷はできません。テストページの印刷をした場合は、エラーとなり、受信フォルダへは登録されません。
受信フォルダを複数使用する場合は、対応したポートを作成する必要があります。
同一ポートに対して、複数のList Works仮想プリンタを作成することは可能ですが、それらのList Works仮想プリンタに対する受信フォルダは同一となります。
List Worksのアンインストール時には、プリンタは削除されません。プリンタの削除は手動で行ってください。
帳票を出力するアプリケーションサーバを新規に追加する場合、リスト管理サーバをList Works仮想プリンタとして追加する必要があります。
以下の手順で追加します。
Windowsのアプリケーションを実行するサーバで電子保存装置の切り替えを行います。【電子保存装置設定】ダイアログボックスから切り替えます。
List Works仮想プリンタを作成します。プリンタポートの追加で作成します。その際、リストナビで作成した受信フォルダを指定します。
電子保存装置をデータ転送コネクタからList Works仮想プリンタに切り替える方法については、“セットアップガイド”を参照してください。
【電子保存装置設定】ダイアログボックス、およびList Works仮想プリンタの設定の詳細については、“ダイアログボックスリファレンス”を参照してください。
List Works仮想プリンタのポートの追加については、“4.1.1 List Works仮想プリンタのプリンタポートとプリンタを追加する”を参照してください。
リスト管理サーバの受信フォルダ名を変更した場合など、List Works仮想プリンタの設定を変更する必要があります。
List Works仮想プリンタのポートの設定を変更します。
List Works仮想プリンタの設定変更については、“4.1.3 List Works仮想プリンタのプリンタポートに設定されている受信フォルダ/ホスト名を変更する”を参照してください。
帳票を出力するアプリケーションサーバからList Worksをアンインストールする場合は、リスト管理サーバのList Works仮想プリンタの設定を削除します。
ポートを削除するには、プリンタを削除したあとに、Windowsサーバのプリンタフォルダで、【ファイル】メニューの【サーバのプロパティ】から削除します。
また、List Worksをアンインストールする前に、DelPort.exeコマンドを実行することでも、List Works仮想プリンタのポートを削除できます。
DelPort.exeコマンドは、List Worksインストール先のprogramフォルダ配下に格納されています。
注意
DelPort.exeコマンドを実施する場合は、必ずWindowsサーバからList Worksをアンインストールする前に実施してください。アンインストールを行うとDelPort.exeコマンドも削除され、実行できなくなります。
なお、DelPort.exeコマンドによりポートを削除したあと、再度List Works仮想プリンタのポートの追加が必要になった場合は、SetPort.exeコマンドを実行します。
SetPort.exeコマンドは、List Worksインストール先のprogram配下に格納されています。
List Works仮想プリンタを使用した場合の印刷資源の登録
印刷データが使用する印刷資源(オーバレイ、外字)は、印刷データと一緒に転送され、List Worksサーバの印刷資源フォルダに登録されます。