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Symfoware Server V11.1.1 インストールガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

A.1 Solaris 9の場合

カーネル構成ファイル(/etc/systemファイル)に設定します。

共用メモリ資源

以下の値を変更します。

パラメタ名

インストール時

アンインストール時

shmsys:shminfo_shmmax

24117248

設定されている値と左記の値を比較して大きい値を設定

設定値を変更しない

shmsys:shminfo_shmmni

1015

設定されている値またはデフォルト値に加算

設定されている値から減算

セマフォ資源

以下の値を変更します。

パラメタ名

インストール時

アンインストール時

semsys:seminfo_semmni

604

設定されている値またはデフォルト値に加算

設定されている値から減算

semsys:seminfo_semmns

2038

設定されている値またはデフォルト値に加算

設定されている値から減算

semsys:seminfo_semmnu

727

設定されている値またはデフォルト値に加算

設定されている値から減算

semsys:seminfo_semmsl

81

設定されている値と左記の値を比較して大きい値を設定

設定値を変更しない

semsys:seminfo_semume

13

設定されている値と左記の値を比較して大きい値を設定

設定値を変更しない

メッセージキュー資源

以下の値を変更します。

パラメタ名

インストール時

アンインストール時

msgsys:msginfo_msgmax

128

設定されている値と左記の値を比較して大きい値を設定

設定値を変更しない

msgsys:msginfo_msgmnb

4096

設定されている値と左記の値を比較して大きい値を設定

設定値を変更しない

msgsys:msginfo_msgmni

4

設定されている値またはデフォルト値に加算

設定されている値から減算

msgsys:msginfo_msgtql

701

設定されている値またはデフォルト値に加算

設定されている値から減算

参考

設定するパラメタ値は、以下の値に基づいています。

  • システム用の動作環境ファイルのMAX_CONNECT_SYSパラメタ: 500

  • システム用の動作環境ファイルのMAX_CONNECT_TCPパラメタ: 500

  • システム用の動作環境ファイルのCOMMUNICATION_BUFFERパラメタ: 32

  • 同時に実行するRDBコマンド数: 200

  • 同時に起動するRDBシステム数: 1

システム用の動作環境ファイルについては、“セットアップガイド”を参照してください。

変更するカーネルパラメタの値は、データベース二重化機能およびConnection Manager機能に関する値を含んでいます。

Symfoware Server Standard Editionを上記の値を超える規模で運用される場合、“セットアップガイド”の“カーネル編集”を参照し、適切なカーネルパラメタを設定してください。