記述形式
object.SaveAs([ファイル名 [,絞り込んで保存 [,指定したページを保存 [,開始ページ [,終了ページ [,オーバレイの保存 [,暗証番号 [,登録有効期間 [,削除対象] ] ] ] ] ] ] ] ] )
機能
リストビューアに表示している帳票に名前を付けて保存します。
パラメタの説明
出力するファイルの物理パスを、半角のダブルクォーテーション「""」で囲まれた文字列として指定します。ファイル名は、拡張子を除いて半角文字で60文字(全角文字で30文字)以内で指定します。ファイル名に拡張子を付けない場合には、自動的に拡張子(.spl)が付けられます。
省略可能です。省略すると【ファイル名を付けて保存】ダイアログボックスを表示します。
絞り込みが行われている場合に、絞り込んだ状態で保存するかどうかを、0か1の数値で指定します。絞り込みが行われていない場合は無効になります。
0:絞り込んだ状態で保存しない 1:絞り込んだ状態で保存する
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
指定したページを保存するかを0か1の数値で指定します。
0:開始ページから終了ページまで 1:すべてのページ
省略可能です。省略すると「1」が指定されたものとみなします。
開始ページを数値で指定します。「指定したページを保存」に「1」を指定すると無効になります。
省略可能です。省略すると現在表示中のページとなります。
終了ページを数値で指定します。「指定したページを保存」に「1」を指定すると無効になります。
省略可能です。省略すると現在表示中のページとなります。
オーバレイを保存するかどうかを、0か1の数値で指定します。オーバレイがない帳票の場合は、無効になります。
0:オーバレイを保存しない 1:オーバレイを保存する
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
保存先の帳票に設定する暗証番号を、半角のダブルクォーテーション「""」で囲まれた文字列として指定します。
省略可能です。省略すると暗証番号を設定しないものとみなします。
保存先の帳票に設定する登録有効期間(単位:日)を数値で指定します。
省略可能です。省略すると「1日」が指定されたものとみなします。
登録有効期限を過ぎたら削除対象にするかどうかを、0か1の数値で指定します。
0:登録有効期限を過ぎても削除対象にしない 1:登録有効期限を過ぎたら削除対象にする
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
復帰値
名前を付けて保存しました。
名前を付けて保存できませんでした。
使用例
リストビューアに表示している帳票を、名前を付けてファイル(C:\data\A.SPL)に保存します。
object.SaveAs "C:\data\A.SPL"
注意
ファイル名には、List Works帳票の拡張子(.SPL)を指定します。
出力先に同一ファイル名が存在する場合は、上書きされます。