ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能APIリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

2.3.18 FindDataConvert(検索結果のデータ変換(行の一覧))メソッド

記述形式

object.FindDataConvert([ファイル名 [,ファイルの種類 [,項目の範囲名の出力
                       [,先頭のページの範囲名のみ出力 [,拡張漢字の出力 [,ページ指定
                       [,開始ページ [,終了ページ [,検索結果の出力
                       [,検索一致行のm行上から出力 [,検索一致行のn行下まで出力
                       [,特殊マイナス記号
                       [,文字型の範囲にある数値も、Microsoft Excelで文字として扱われるように変換する
                        ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] )

機能

リストビューアに表示している検索結果の行の一覧に対して、「データ変換」を行い、帳票データ(印刷データ)をファイルに出力します。


パラメタの説明

ファイル名

出力するファイルの物理パスを、半角のダブルクォーテーション「""」で囲まれた文字列として指定します。
省略可能です。省略すると【データ変換】ダイアログボックスを表示します。

ファイルの種類

出力するファイルの種類(ファイル形式)を0か1の数値で指定します。

  0:CSV形式
  1:Text形式

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

項目の範囲名の出力

項目の範囲名を出力するかを0か1の数値で指定します。

  0:項目の範囲名を出力しない
  1:項目の範囲名を出力する

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

先頭のページの範囲名のみ出力

先頭のページだけ範囲名を出力するかどうかを0か1の数値で指定します。項目の範囲名の出力方法に0を指定すると無効になります。

  0:各ページに範囲名を出力する
  1:先頭のページの範囲名だけ出力する

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

拡張漢字の出力

拡張漢字を置き換える文字を0か1の数値で指定します。

  0:「〓」で置き換える
  1:空白で置き換える

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

ページ指定

ページ指定を0か1の数値で指定します。

  0:開始ページから終了ページまで
  1:すべてのページ

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

開始ページ

開始ページを数値で指定します。ページ指定に1を指定すると無効になります。
省略可能です。省略すると現在表示中のページとなります。

終了ページ

終了ページを数値で指定します。ページ指定に1を指定すると無効になります。
省略可能です。省略すると現在表示中のページとなります。

検索結果の出力

検索結果の出力方法を、0から2までの数値で指定します。

  0:検索一致行のみ出力する
  1:検索一致行を含む段組を出力する
  2:検索一致行を含むページを出力する

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

検索一致行のm行上から出力

検索一致行の何行上から出力するかを指定します。「検索結果の出力」の指定に0以外を指定すると無効になります。
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

検索一致行のn行下まで出力

検索一致行の何行下まで出力するかを指定します。「検索結果の出力」の指定に0以外を指定すると無効になります。
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

特殊マイナス記号

特殊なマイナス記号の種類を、0から3までの数値で指定します。

  0:なし
  1:後ろのマイナス記号
  2:前の▲記号
  3:前の△記号

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

文字型の範囲にある数値も、Microsoft Excelで文字として扱われるように変換する

文字型の範囲にある数値も、Microsoft Excelで文字として扱われるように変換するかどうかを0か1の数値で指定します。「ファイルの種類」に「1」を指定すると無効になります。

  0:変換しない
  1:変換する

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

注意

出力したCSVファイルの文字型の範囲にある数値が、Microsoft Excelでゼロサプレスされないように表示したい場合は、本パラメタを指定します。

通常は、「文字型の範囲にある数値も、Microsoft Excelで文字として扱われるように変換する」を指定する必要はありません。


復帰値

TRUE

検索結果のデータ変換(行の一覧)をしました。

FALSE

検索結果のデータ変換(行の一覧)ができませんでした。


使用例

表示中の帳票における検索結果の行の一覧に対して、検索一致行の3行上から2行下までのデータを、Text形式でファイル(C:\data\A.TXT)に出力します。

  object.FindDataConvert "C:\data\A.TXT", 1, 0, 0, 0, 1, 0, 0, 0, 3, 2, 0

注意

  • ファイル名の拡張子には、CSV形式、Text形式以外は指定できません。

  • 出力先に同一ファイル名が存在する場合は、上書きされます。

  • 「ファイルの種類」に「0」を指定した場合には、ファイル名の拡張子をCSV形式で、「ファイルの種類」に「1」を指定した場合には、ファイル名の拡張子をText形式で指定してください。