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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能APIリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

2.3.15 FieldItemPage(帳票項目の追加(先頭/中間/最後のページごと異なる範囲))メソッド

記述形式

object.FieldItemPage(項目名, 開始横位置, 終了横位置,
                     先頭ページ開始縦位置, 先頭ページ終了縦位置,
                     中間ページ開始縦位置, 中間ページ終了縦位置,
                     最後ページ開始縦位置, 最後ページ終了縦位置 )

機能

リストビューアに表示している帳票に対して、先頭/中間/最後のページごと異なる範囲の帳票項目を設定します。


パラメタの説明

項目名

帳票項目に設定する項目名を、半角のダブルクォーテーション「""」で囲まれた文字列として指定します。必ず指定します。

開始横位置

選択する範囲の開始の横位置を、帳票の左端から1/1440インチ単位の数値で指定します。必ず指定します。

終了横位置

選択する範囲の終了の横位置を、帳票の左端から1/1440インチ単位の数値で指定します。必ず指定します。

先頭ページ開始縦位置

先頭ページの選択する範囲の開始の縦位置を、帳票の上端から1/1440インチ単位の数値で指定します。必ず指定します。

先頭ページ終了縦位置

先頭ページの選択する範囲の終了の縦位置を、帳票の上端から1/1440インチ単位の数値で指定します。必ず指定します。

中間ページ開始縦位置

中間ページの選択する範囲の開始の縦位置を、帳票の上端から1/1440インチ単位の数値で指定します。必ず指定します。

中間ページ終了縦位置

中間ページの選択する範囲の終了の縦位置を、帳票の上端から1/1440インチ単位の数値で指定します。必ず指定します。

最後ページ開始縦位置

最後ページの選択する範囲の開始の縦位置を、帳票の上端から1/1440インチ単位の数値で指定します。必ず指定します。

最後ページ終了縦位置

最後ページの選択する範囲の終了の縦位置を、帳票の上端から1/1440インチ単位の数値で指定します。必ず指定します。


復帰値

TRUE

正常終了しました。

FALSE

異常終了しました。


使用例

「帳票項目の設定」を開始し、表示中の帳票に項目名(項目1)、開始横位置(100)、終了横位置(3000)、先頭ページ開始縦位置(200)、先頭ページ終了縦位置(3000)、中間ページ開始縦位置(100)、中間ページ終了縦位置(3000)、最後ページ開始縦位置(100)、最後ページ終了縦位置(2000)の帳票項目を設定します。

  object.FieldDefineMode 1
  object.FieldItemPage "項目1", 100, 3000, 200, 3000, 100, 3000, 100, 2000

注意

  • 【List Worksクライアント環境設定】ダイアログボックスで「ページごと異なる範囲の帳票項目を設定する機能を使用する」をチェックした場合のみ設定が可能です。チェックしていない場合にはエラーとなります。

  • パラメタは、すべて指定しないとエラーになります。

  • 「帳票項目の設定」が開始されている必要があります。

  • 1ページの帳票の場合には、中間ページ開始縦位置/中間ページ終了縦位置/最終ページ開始縦位置/最終ページ終了縦位置は無効となります。

  • 2ページの帳票の場合には、中間ページ開始縦位置/中間ページ終了縦位置は無効となります。

  • 連結表示している帳票または連結保存した帳票に対して、本メソッドを使用した場合、期待した結果が得られない場合があります。