記述形式
object.FieldArea(項目名, 範囲名 [,検索の型], 開始横位置, 終了横位置 [,暗黙項目の補完 [,小数点位置 [,段組ごと暗黙補完] ] ] )
機能
リストビューアに表示している帳票項目に対して列の範囲を設定します。
パラメタの説明
項目名を、半角のダブルクォーテーション「""」で囲まれた文字列として指定します。文字列は半角文字で32文字(全角文字で16文字)以内で指定します。
必ず指定します。
項目に設定する範囲名を、半角のダブルクォーテーション「""」で囲まれた文字列として指定します。文字列は半角文字で32文字(全角文字で16文字)以内で指定します。
必ず指定します。
設定する検索の型を、1か2の数値で指定します。
1:文字型 2:数値型
省略可能です。省略すると「1」が指定されたものとみなします。
選択する範囲の開始の横位置を、帳票の左端から1/1440インチ単位の数値で指定します。
必ず指定します。
選択する範囲の終了の横位置を、帳票の左端から1/1440インチ単位の数値で指定します。
必ず指定します。
暗黙項目を補完するかどうかを、0か1の数値で指定します。
0:暗黙項目を補完しない 1:暗黙項目を補完する
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
小数点の位置を、帳票の左端から1/1440インチ単位の数値で指定します。
「検索の型」が「2」のときのみ有効になります。
省略可能です。省略すると小数点は設定されないものとみなします。
段組ごとに暗黙項目を補完するかどうかを、0か1の数値で指定します。
0:段組ごとに暗黙項目を補完しない 1:段組ごとに暗黙項目を補完する
「検索の型」が「1」、かつ「暗黙項目の補完」が「1」の場合のみ有効になります。
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
復帰値
帳票項目の範囲を追加しました。
帳票項目の範囲を追加できませんでした。
使用例
「帳票項目の設定」を開始し、表示中の帳票に項目名(項目1)、開始横位置(100)、開始縦位置(100)、終了横位置(3000)、終了縦位置(3000)の帳票項目を設定し、範囲名(範囲1)、開始横位置(1000)、終了横位置(2000)の範囲を設定します。
object.FieldDefineMode 1 object.FieldItem "項目1", 100, 100, 3000, 3000 object.FieldArea "項目1", "範囲1", 1, 1000, 2000
注意
「帳票項目の設定」が開始されている必要があります。
指定した開始横位置から、終了横位置までの間に、すでに範囲がある場合は、その範囲は削除されます。