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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能APIリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

2.3.9 FieldArea(帳票項目の範囲の追加)メソッド

記述形式

object.FieldArea(項目名, 範囲名 [,検索の型], 開始横位置, 終了横位置 
                 [,暗黙項目の補完 [,小数点位置 [,段組ごと暗黙補完] ] ] )

機能

リストビューアに表示している帳票項目に対して列の範囲を設定します。


パラメタの説明

項目名

項目名を、半角のダブルクォーテーション「""」で囲まれた文字列として指定します。文字列は半角文字で32文字(全角文字で16文字)以内で指定します。
必ず指定します。

範囲名

項目に設定する範囲名を、半角のダブルクォーテーション「""」で囲まれた文字列として指定します。文字列は半角文字で32文字(全角文字で16文字)以内で指定します。
必ず指定します。

検索の型

設定する検索の型を、1か2の数値で指定します。

  1:文字型
  2:数値型

省略可能です。省略すると「1」が指定されたものとみなします。

開始横位置

選択する範囲の開始の横位置を、帳票の左端から1/1440インチ単位の数値で指定します。
必ず指定します。

終了横位置

選択する範囲の終了の横位置を、帳票の左端から1/1440インチ単位の数値で指定します。
必ず指定します。

暗黙項目の補完

暗黙項目を補完するかどうかを、0か1の数値で指定します。

  0:暗黙項目を補完しない
  1:暗黙項目を補完する

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

小数点位置

小数点の位置を、帳票の左端から1/1440インチ単位の数値で指定します。
「検索の型」が「2」のときのみ有効になります。
省略可能です。省略すると小数点は設定されないものとみなします。

段組ごと暗黙補完

段組ごとに暗黙項目を補完するかどうかを、0か1の数値で指定します。

  0:段組ごとに暗黙項目を補完しない
  1:段組ごとに暗黙項目を補完する

「検索の型」が「1」、かつ「暗黙項目の補完」が「1」の場合のみ有効になります。
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。


復帰値

TRUE

帳票項目の範囲を追加しました。

FALSE

帳票項目の範囲を追加できませんでした。


使用例

「帳票項目の設定」を開始し、表示中の帳票に項目名(項目1)、開始横位置(100)、開始縦位置(100)、終了横位置(3000)、終了縦位置(3000)の帳票項目を設定し、範囲名(範囲1)、開始横位置(1000)、終了横位置(2000)の範囲を設定します。

  object.FieldDefineMode 1
  object.FieldItem "項目1", 100, 100, 3000, 3000
  object.FieldArea "項目1", "範囲1", 1, 1000, 2000

注意

「帳票項目の設定」が開始されている必要があります。

指定した開始横位置から、終了横位置までの間に、すでに範囲がある場合は、その範囲は削除されます。