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Systemwalker Centric Manager Open監視 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

6.2 リストア

Windows】

定義ファイルが「C:\tmp」に退避されている場合を例にして、リストア手順を説明します。

リストアはAdministratorsグループに所属しているユーザで実行してください。

  1. swopnstopコマンドを実行してOpen監視を停止してください。

    swopnstopコマンドの詳細については、“swopnstop(Open監視停止コマンド)”を参照してください。

  2. 定義ファイルをリストアします。

    「C:\tmp」ディレクトリ配下を「Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.ZM\fjzbx\etc」ディレクトリにコピーします。

    xcopy C:\tmp Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.ZM\fjzbx\etc /e /y
  3. swopnstartコマンドを実行してOpen監視を再起動します。

    swopnstartコマンドの詳細については、“swopnstart(Open監視起動コマンド)”を参照してください。

Solaris/Linux】

以下のように資産が退避されている場合を例にして、リストア手順を説明します。

リストアはrootユーザで実行してください。

バックアップする資産

退避先ディレクトリ

データベースのデータ

/tmp/backup/data

定義ファイル

/tmp/backup/etc

/tmp/backup/etc2

  1. swopnstopコマンドを実行してOpen監視を停止します。

    swopnstopコマンドの詳細については、“swopnstop(Open監視停止コマンド)”を参照してください。

  2. Open監視サーバ/Open監視プロキシの場合は、以下のコマンドを実行してデータベースを初期化します。

    /opt/FJSVswopn/bin/swopndbsetup -r
  3. Open監視サーバ/Open監視プロキシの場合は、以下の手順でデータベースのデータをリストアします。

    1. swopnstartコマンドを実行してOpen監視を起動します。

      データベースの生成のみ行いスキーマやデータがリストアされていないためOpen監視の起動に失敗しますが、「component started normally: /opt/FJSVfjzbx/bin/mppgsctl」が表示されてPostgreSQLが正常に起動したことを確認してください。

      swopnstartコマンドの詳細については、“swopnstart(Open監視起動コマンド)”を参照してください。

    2. データベースのスキーマやデータをリストアします。

      以下を実行してデータベースのスキーマやデータをリストアしてください。

      指定する「9811」はPostgreSQLのデフォルト通信ポート番号です。変更している場合には変更後の通信ポート番号を指定してください。

      LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVftlz/mppgs/FJSVpgs/lib
      export LD_LIBRARY_PATH
      /opt/FJSVftlz/mppgs/FJSVpgs/bin/psql -p 9811 -U データベース設定のユーザ zabbix < /tmp/backup/data/db.sql
    3. swopnstopコマンドを実行してOpen監視を停止します。

      swopnstopコマンドの詳細については、“swopnstop(Open監視停止コマンド)”を参照してください。

  4. 定義ファイルをリストアします。

    • Zabbix設定ファイルをリストアする

      /bin/cp -pRf /tmp/backup/etc/* /etc/opt/FJSVfjzbx
    • Apacheの設定ファイルをリストアする(Open監視サーバの場合)

      /bin/cp -pRf /tmp/backup/etc2/httpd.conf /opt/FJSVftlz/mpahs/conf
    • データベースの設定ファイルをリストアする(Open監視サーバ/Open監視プロキシの場合)

      /bin/cp -pRf /tmp/backup/etc2/postgresql.conf [データベースの設定]のデータ格納ディレクトリ/data
  5. swopnstartコマンドを実行してOpen監視を再起動します。

    swopnstartコマンドの詳細については、“swopnstart(Open監視起動コマンド)”を参照してください。

ポイント

別の環境にリストア(移行)する場合

バックアップを行った環境とは別の環境にリストアする場合は、“導入時の設定を変更する”を参照して、導入環境の設定を確認し必要に応じて設定変更を行ってください。