Open監視は以下の特徴を持つため、業務システムの個別監視に適しています。
Open監視は以下の自動化の仕組みを提供しています。業務システムの構成を変更する場合や業務システムを追加する場合に、監視の設定も自動的に変更・開始することができます。
エージェントの起動に合わせて監視を自動的に開始することができます。
データーセンターから仮想マシンを貸し出す場合などに、仮想マシンにOpen監視エージェントを導入し、仮想マシンの動作環境に合わせてテンプレートを自動的にリンクする設定をOpen監視サーバに行うことで、仮想マシンの貸出し後に自動的に監視を開始することができます。
詳細は「Zabbix 2.2 マニュアル」の「アクティブエージェントの自動登録」の説明を参照してください。
監視の設定変更を自動化する場合に利用可能なAPIを提供します。
詳細は「Zabbix 2.2 マニュアル」の「API」の説明を参照してください。
Open監視は以下の業務システムごとに監視設定を変更する仕組みを提供しています。
また、Webインターフェースを利用して監視設定できるため、クライアントツールなどを導入しなくても、他拠点の業務システム部門から監視設定を変更することができます。
業務システムの部門ごとにユーザーグループを作成し、監視対象のホストグループを作成して関連付けて管理することで、業務システムごとに監視対象の設定を自由に変更するマルチテナント管理ができます。
詳細は「Zabbix 2.2 マニュアル」の「ホストとホストグループ」と「ユーザーとユーザーグループ」の説明を参照してください。
監視設定はWebインターフェースで行うことができます。このため、拠点が離れている業務システムの各部門からWebインターフェースでリモートから操作できます。
詳細は「Zabbix 2.2 マニュアル」の「Webインターフェース」の説明を参照してください。