ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager 導入手引書
FUJITSU Software

4.5.7 syslogdのメッセージ集約機能への対処【Red Hat Enterprise Linux 5】

syslogdのメッセージ集約機能により、syslogに連続して出力された同一のメッセージの内、2つ目以降のメッセージがSystemwalker Centric Managerに通知されずに溜められます。これを防ぐために、以下の設定が必要です。

  1. /etc/sysconfig/syslogファイルに以下のオプションを設定します。

    • /etc/sysconfig/syslog

      SYSLOGD_OPTIONS="-m N"

      Nは任意の数字です。分を指定します。

  2. syslog を再起動します。

    # service syslog restart

    この -m オプションを指定することで、syslogd は毎回N分ごとにmessagesに「-- MARK --」という文字列を出力します(注)。この文字列はpriorityがinfoであるため、infoを明示的に通知対象にしない限り、Systemwalker Centric Managerに通知されることはありません。

    注)

    syslogdの仕様により、N分おきに必ず「-- MARK --」が出力されるわけではなく、「-- MARK --」出力予定時間の直前“N分の半分以内”にログが出力された場合は、出力予定時に「-- MARK --」が出力されません。