設定した環境変数の優先順位(同じ環境変数が設定されていた場合の採用基準)と有効範囲は以下のとおりです。
環境変数の優先順位(同じ環境変数が設定されていた場合の採用基準)については、高い方から採用されます。
環境変数の有効範囲については、ジョブ実行中は、バッチワークユニットの環境変数に、ジョブ定義に設定された環境変数が上書き設定されます。
さらに、バッチアプリケーションが実行される時には、各ジョブステップ定義に設定された環境変数が上書き設定されたうえに、ファイル資源の割当てにより資源定義をもとに環境変数が上書き設定された環境となります。
ポイント
バッチワークユニットの環境変数は、Interstageの起動時(isstartコマンド実行時)の環境変数をベースに、ワークユニット定義ファイルに設定した環境変数を上書き設定した環境変数となります。
参照
ファイル資源の割当てにより設定される環境変数については、“Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド”の“バッチアプリケーション”で示す各バッチアプリケーションのインタフェースの“ファイル資源の割当て”を参照してください。
ワークユニット定義ファイルの設定内容については、“Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド”を参照してください。
注意
バッチジョブ定義に“A.4 予約語”と同名の環境変数を設定した場合、バッチ実行基盤により上書きします。このため、予約語と同名の環境変数は定義しないでください。