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Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド
FUJITSU Software

6.2.3 C言語実行基盤インタフェース生成ツールの実行

C言語実行基盤インタフェース生成ツールを実行するには、“Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ”をインストールしたWindows(R)上でapfwconvcコマンド(サーバがWindows(R)の場合は、apfwconvwcコマンド)を実行します。

C言語実行基盤インタフェース生成ツールが生成するファイル

図はサーバがSolarisおよびLinuxの場合の例です。サーバがWindows(R)の場合、C言語実行基盤インタフェース生成ツールとして、“apfwconvwc”を使用します。

ファイル名

ファイル種別

備考

AAA_apfwskel.c

C言語実行基盤インタフェース

C言語実行基盤インタフェースソースファイル

  • バッチアプリケーション1個に対し、1個ずつ生成されます。

  • ファイル名の“AAA”は、IDLファイル名です。

AAA_apfw.h

C言語実行基盤インタフェース共通ヘッダーファイル

AAA_apfwcdr.h

内部データ用ヘッダーファイル

AAA_apfwcdr.c

内部データ用ソースファイル

AAA_funcDef.xml

アプリケーションインタフェース定義ファイル

AAA_callHandler.xml

アプリケーション呼出し定義ファイル

C言語実行基盤インタフェース生成ツールの実行

Interstage Job Workload Serverでは、apfwconvcコマンドを以下の形式で実行する必要があります。

形式

apfwconvc -f IDLファイル名 -x アプリケーション情報入力ファイル名 -o 出力ファイルパス

オプション

以下のオプションを指定します。

-f IDLファイル名

6.2.1 IDLファイルの作成”で作成したIDLファイルを絶対パス、または相対パスで指定します。

-x アプリケーション情報入力ファイル名

6.2.2 アプリケーション情報入力ファイルの作成”で作成したアプリケーション情報入力ファイルを絶対パス、または相対パスで指定します。

-o 出力先パス

生成するファイルの出力先のパスを絶対パスで指定します。相対パスでは指定できません。省略した場合は、-xオプションで指定したアプリケーション情報入力ファイルのディレクトリに生成されます。

実行例

IDLファイル名が“c:\gyoumu\appl_info.idl”、アプリケーション情報入力ファイル名が“c:\gyoumu\appl_info.xml”、出力先パスが“c:\gyoumu\define_file”の場合の実行例を以下に示します。

c:\> apfwconvc -f c:\gyoumu\appl_info.idl -x c:\gyoumu\appl_info.xml -o c:\gyoumu\define_file


参照

  • apfwconvcコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。ただし、上記に示した形式以外での実行は行わないでください。

  • apfwconvcコマンドが出力するメッセージは、“Interstage Business Application Server メッセージ集”を参照してください。

注意

  • C言語実行基盤インタフェース生成ツールが生成したファイルを修正した場合、バッチワークユニットおよびバッチアプリケーションの動作を保証しません。

  • C言語実行基盤インタフェース生成ツールで処理できるバッチアプリケーションは1個のみです。C言語実行基盤インタフェース生成ツールは、バッチアプリケーションごとに実行してください。

  • C言語実行基盤インタフェース生成ツールは、以下の環境で実行してください。

    • Interstage Studio上のInterstageが起動している。

  • C言語実行基盤インタフェース生成ツールは、実行例に示すとおり“ドライブ名”直下のディレクトリで実行してください。

参考

  • バッチアプリケーションの処理の修正時、以下の条件に当てはまる場合は、C言語実行基盤インタフェース生成ツールを実行する必要はありません。

    • バッチアプリケーションの入力パラメタの修正を行っていない。かつ、

    • C言語実行基盤インタフェースを作成済みの場合

  • apfwconvcコマンドは、Windows(R)のコマンドプロンプト、またはDOSプロンプト上で実行してください。

C言語実行基盤インタフェース生成ツールの実行

Interstage Job Workload Serverでは、apfwconvwcコマンドを以下の形式で実行する必要があります。

形式

apfwconvwc -f IDLファイル名 -x アプリケーション情報入力ファイル名 -o 出力ファイルパス

オプション

以下のオプションを指定します。

-f IDLファイル名

6.2.1 IDLファイルの作成”で作成したIDLファイルを絶対パス、または相対パスで指定します。

-x アプリケーション情報入力ファイル名

6.2.2 アプリケーション情報入力ファイルの作成”で作成したアプリケーション情報入力ファイルを絶対パス、または相対パスで指定します。

-o 出力先パス

生成するファイルの出力先のパスを絶対パスで指定します。相対パスでは指定できません。省略した場合は、-xオプションで指定したアプリケーション情報入力ファイルのディレクトリに生成されます。

実行例

IDLファイル名が“c:\gyoumu\appl_info.idl”、アプリケーション情報入力ファイル名が“c:\gyoumu\appl_info.xml”、出力先パスが“c:\gyoumu\define_file”の場合の実行例を以下に示します。

c:\> apfwconvwc -f c:\gyoumu\appl_info.idl -x c:\gyoumu\appl_info.xml -o c:\gyoumu\define_file


参照

  • apfwconvwcコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。ただし、上記に示した形式以外での実行は行わないでください。

  • apfwconvwcコマンドが出力するメッセージは、“Interstage Business Application Server メッセージ集”を参照してください。

注意

  • C言語実行基盤インタフェース生成ツールが生成したファイルを修正した場合、バッチワークユニットおよびバッチアプリケーションの動作を保証しません。

  • C言語実行基盤インタフェース生成ツールで処理できるバッチアプリケーションは1個のみです。C言語実行基盤インタフェース生成ツールは、バッチアプリケーションごとに実行してください。

  • C言語実行基盤インタフェース生成ツールは、以下の環境で実行してください。

    • Interstage Studio上のInterstageが起動している。

  • C言語実行基盤インタフェース生成ツールは、実行例に示すとおり“ドライブ名”直下のディレクトリで実行してください。

参考

  • バッチアプリケーションの処理の修正時、以下の条件に当てはまる場合は、C言語実行基盤インタフェース生成ツールを実行する必要はありません。

    • バッチアプリケーションの入力パラメタの修正を行っていない。かつ、

    • C言語実行基盤インタフェースを作成済みの場合

  • apfwconvwcコマンドは、Windows(R)のコマンドプロンプト、またはDOSプロンプト上で実行してください。