9.3 List Worksサービスの監視 <Windows版のみ>

List Worksサービスの監視について説明します。

Windows版においては、List Works Watch Serviceで、List Worksサービスの運用状態を監視することができます。

何らかの原因でList Worksサービスが停止した場合に、自動的にサービスを開始します。

List Works Watch Serviceは、List Worksをインストールすると登録されます。

List Worksサービスの起動・停止の情報は、イベントログに出力されます。

イベントIDは、以下のようになります。

  List Worksサービスの起動：2061
  List Worksサービスの停止：2062

 イベントログの詳細は、“メッセージ集”を参照してください。

(1) 監視の開始と停止

List Works Watch Serviceを起動するには、List Works Watch Serviceを手動で開始するか、自動に切り替えてList Worksサーバを再起動してください。

List Works Watch Serviceは、List Worksサービスと連携しています。そのため、List Works Watch Service、およびList Worksサービスを手動で開始、終了する場合は、以下の考慮が必要です。

サービス開始時の留意事項

List Worksサービスが開始されていない状態で、手動でList Works Watch Serviceを開始すると、 List Worksサービスが自動的に開始されます。
List Works Watch Serviceが開始されていない状態で、手動でList Worksサービスを開始しても、List Works Watch Serviceは開始されません。

サービス停止時の留意事項

注意

List Worksをクラスタシステムで動作させる場合は、List Works Watch Serviceを開始しないでください。
以下の処理を行う場合は、List Works Watch Serviceを停止してください。
- 移行ツールを実行する場合
List Works Watch Serviceを開始しても、List Worksサービスが何らかの原因で開始されない場合は、List Works Watch Serviceは停止します。

(2) 監視情報の調査

List Works Watch Serviceの監視情報は、List Worksサービスのログ情報ファイルに出力されます。

List Works サービスのログ情報ファイルを調査することで、List Worksサービスの運用状態を監視することができます。

 List Worksサービスのログ情報ファイルの格納場所、および形式については、“メッセージ集”を参照してください。