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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能設計・運用ガイド(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

9.1.1 保管フォルダの監視

保管フォルダを監視することにより、List Worksで行われる以下の処理の状態を確認することができます。

この節では、以下の監視方法について説明します。

監視している保管フォルダで異常を検出した場合は、リスト管理サーバの操作ログ/実行履歴をもとに、異常が発生した処理の特定と原因の調査、および原因の取り除き等の対処をします。


(1) リスト管理サーバの操作ログ/実行履歴による保管フォルダの状態監視

リスト管理サーバの操作ログ(Windows版)、または実行履歴(Solaris版/Linux版)により、保管フォルダに関する以下の処理状態を監視することができます。

処理

Windows版

Solaris版

Linux版

保管フォルダの帳票の登録

抜き出し検索ファイルの作成

×

オーバレイの世代管理

×

保管フォルダの帳票の表示

保管フォルダの帳票の連結表示

保管フォルダの帳票のPDF表示、PDF保存

保管フォルダの帳票の上書き保存

保管フォルダの帳票のローカル印刷

保管フォルダの一覧の印刷

保管フォルダの帳票を検索

保管フォルダの帳票の検索結果をローカル印刷

保管フォルダの帳票の帳票項目を保存

保管フォルダの帳票の抜き出し検索範囲を保存

保管フォルダの帳票のオーバレイ位置を調整

保管フォルダの帳票のデータ変換

保管フォルダの帳票の検索結果をデータ変換

保管フォルダの帳票のデータをコピー

保管フォルダの一覧のファイル出力

保管フォルダの帳票を、名前を付けて保存

保管フォルダの帳票の絞り込み(ページ、検索、記入)

保管フォルダの帳票の絞り込み解除

保管フォルダの帳票のメール送信(Windows版/Solaris版のみ)

保管フォルダの帳票のPDF変換

リストクリーナによる帳票の削除(Windows版のみ)

lvatdellコマンドによる帳票の削除(Solaris版/Linux版のみ)

保管フォルダの帳票の帳票情報を変更

保管フォルダの帳票の移動、複写、削除

保管フォルダの作成、削除

保管フォルダの変名、移動、複写

保管フォルダのプロパティ変更

保管フォルダのアクセス権のインポート

保管フォルダのアクセス権のエクスポート

保管フォルダのアクセス権の設定

保管フォルダの帳票のアクセス権をインポート

保管フォルダの帳票のアクセス権をエクスポート

保管フォルダの帳票のアクセス権を設定

○:出力する
×:出力しない
-:該当なし


リスト管理サーバの操作ログ/実行履歴の中から、保管フォルダに関する処理の結果を検索する場合は「フォルダ種別」に“保管”が設定された操作ログ/実行履歴を確認します。

年月日    ,時分秒  ,フォルダ種別,処理種別,ユーザID,ステータス,…
                        :
 2008/11/15,10:15:23,保管        ,移動    ,root     ,情報      ,…
                        :

 リスト管理サーバの操作ログ/実行履歴の格納場所、概要、および採取される操作ログ/実行履歴の形式については、“メッセージ集”を参照してください。

(2) List Worksサーバのイベントログによる保管フォルダの状態監視 <Windows版のみ>

List Worksサーバのイベントログにより、帳票の登録処理の結果を監視することができます。

 List Worksサーバのイベントログの形式については、“メッセージ集”を参照してください。

(3) List Worksサーバのシステムログによる保管フォルダの状態監視 <Solaris版/Linux版のみ>

帳票の登録時に異常が発生した場合、システムログにメッセージが出力されます。

システムログに格納されるエラーメッセージは、以下のような形式をしています。

 システムログの格納場所、および概要については、“メッセージ集”を参照してください。

システムログにメッセージが出力されているかどうかを、定期的に確認することにより、帳票の登録処理で発生する異常の監視をすることができます。異常の詳細な原因を調査するためには、実行履歴を確認します。