保管フォルダの帳票を表示している場合、帳票を保存できます。帳票の保存とは、帳票のデータとともに記入情報を保存する機能です。なお、印刷フォルダの帳票は保存できません。
帳票を保存する方法は3つあります。
表示している帳票を上書き保存(リストビューアおよびWebクライアント)
別ファイルとして名前を付けて保存(リストビューア)
マイ コンピュータの複数の帳票を連結して保存(リストナビ)
リスト管理サーバの帳票の上書き保存、名前を付けて保存するには、帳票の上書き保存、名前を付けて保存するアクセス権が必要です。
マイ コンピュータの複数の帳票を連結して保存するには、複数の帳票を連結して保存する利用権限が必要です。
以下に、帳票の保存について説明します。
帳票の保存の操作方法については、“操作ガイド”を参照してください。
以下の場合、上書き保存できません。
ほかのユーザが参照中の帳票を表示
書込み権利がない帳票を連結して表示
リスト管理サーバにある帳票の場合、上書き保存するアクセス権がない帳票を表示
注意
絞り込んだ状態で上書き保存をしても、絞り込んだ帳票に置き換えることはできません。絞り込んだ帳票のページだけを保存する場合、別ファイルとして、マイ コンピュータに名前を付けて保存してください。
表示している帳票を、別ファイルとして、マイ コンピュータに保存します。別ファイルとして保存する場合、オーバレイの保存の有無、ページ範囲、および帳票情報を設定できます。オーバレイの保存の有無と帳票情報については、【オプション】ダイアログボックス(リストビューア)-【保存】タブで、あらかじめ設定しておくことができます。
帳票に名前を付けて保存するには、“操作ガイド List Worksクライアント編”を参照してください。
また、帳票を絞り込んで表示している場合、絞り込んだページだけを保存することができます。ただし、リスト管理サーバの帳票を連結して開いている場合、名前を付けて保存できません。
マイ コンピュータの保管フォルダの複数の帳票を連結して、別の帳票として保存します。連結して保存できる帳票を以下に示します。
以下の条件を満たすと、帳票を連結して保存できます。
マイ コンピュータの同じ保管フォルダにある帳票
使用しているオーバレイの数が256個以内
帳票の用紙サイズと用紙方向がすべて同じ帳票
連結する帳票の合計が1.8ギガバイト以内(約20万ページ)
同じ運用形態で作成した帳票(一般アプリ帳票は、同じ解像度で作成した帳票)
空白文字が有効な帳票と無効な帳票が混在していない
連結して保存した帳票は、以下のように表示されます。
一覧に表示されている順番
タイトルバーには、一番上に連結された帳票のタイトルが表示
同じオーバレイで世代が異なる帳票を連結して開いた場合、先に連結された帳票のオーバレイを使用
有効になる情報を以下に示します。なお、抜き出し検索範囲と記入情報は無効です。
一番上に連結された帳票の管理情報(コメント、作成者名、登録日時、作成日時、エリアIDなど)
帳票名ごとに帳票項目を設定するように指定している帳票の帳票項目
一番上に連結された帳票のタイトル
注意
先頭/中間/最後ページで異なる範囲の帳票項目を設定した帳票を、連結表示・連結保存した場合、期待した結果が得られない場合があります。
連結して保存するファイル名に、抜き出し検索範囲または記入情報がある既存の帳票ファイルを指定した場合は、既存の帳票ファイルに設定されている抜き出し検索範囲および記入情報は無効になります。
List Works LISTVIEW互換オプションV6.0がインストールされているサーバに登録し、移行した帳票と、List Works V7.0L10以降の環境でサーバに登録した帳票は、連結するとエラーが発生します。
書込みが不可能なフォルダ(媒体)の帳票は、保管フォルダを書込み不可媒体として定義することによって、上書き保存できます。
リストナビのオプション(【書込み不可媒体】タブ)で、記入情報や帳票項目を格納するフォルダを指定する必要があります。