List Worksでサポートするプリンタ装置には、以下のものがあります。運用環境に応じて使用するプリンタを決定してください。
パラレルポートへ接続するプリンタ
Standard TCP/IP PortまたはLPR Portにより接続できるプリンタ
専用プリンタポートを使用しているプリンタ
VSPプリンタ
Print Managerで管理されるプリンタ
注意
PostScriptドライバのプリンタは、網かけの透過モードをサポートしていないため、推奨できません。
PrintPartner VSP,VSシリーズで、以下の専用プリンタポート名(プリンタポートの説明の名称を参照)を持ったプリンタに対応しています。
"VSP Network Port"
"VSP Network FMPort"
"VSP/VS Local Port"
"VSP/VS LanOption Port"
次のプリンタなどが該当します。
VSPカット紙ページプリンタ
PS5000シリーズプリンタ
List Worksサーバのオペレーティングシステムのプリンタとして定義されたプリンタに印刷する場合のエラーの検出レベルについて説明します。
エラーの検出レベルは、プリンタの接続形態によって以下のものがあります。
リスト管理サーバのサーバ機に直接接続されたプリンタの場合
Standard TCP/IP PortまたはLPR Portでネットワーク接続されたプリンタの場合
VSP Networkポート(PrintWalker/PM)で接続されたプリンタの場合
プリンタの接続形態によっては、一覧画面の印刷中ページが更新されない場合があります。lprプロトコルでの接続、VSP Network ポートでの接続を利用してください。
また、さらに高信頼印刷を行う場合は、Print Managerの導入をお勧めします。
リスト管理サーバのサーバ機(Windows サーバ)のパラレルポート(LPTx)に接続されたプリンタの場合、用紙なし、オフラインの状態だけをエラーとして検知することができます。電源の切断、用紙詰まり、ハードエラーなどは、すべてオフラインとして通知されます。また、印刷に失敗した正確なページ数は表示することができません。
オフィス コンピュータや富士通ホストとは異なり、きめ細かい状態が通知されないことに注意してください。
なお、シリアルポート(COMx)接続のプリンタは、サポートしていません。
通常のネットワークプリンタや、LANBOX 装置を経由して接続されたプリンタなどが含まれます。プリンタの印刷状況や印刷の失敗などを検知することはできません。
VSPを使用する場合の接続方法です。信頼性の高い印刷制御(プリンタのエラー検出、およびエラーページからの再出力など)が提供されます。
VSPは、運用モードの設定により66XX形式での印刷の可否が固定されるため、VSPの装置のモードは以下のように設定する必要があります。
66XX形式で印刷するとき:66XXエミュレーションモード
66XX形式以外で印刷するとき:FMエミュレーションモード
各運用モードにおいて、List Worksで以下の設定を行う必要があります。
受信フォルダのプロパティで【VSPシリーズにホスト帳票を印刷する】をチェックする
リモート印刷時に【VSPシリーズにホスト帳票を印刷する】をチェックする
受信フォルダのプロパティで【VSPシリーズにホスト帳票を印刷する】をチェックしない
リモート印刷時に【VSPシリーズにホスト帳票を印刷する】をチェックしない
なお、66XXエミュレーションモードでの印刷は、FNA通信形態を利用した分散印刷のみ利用できます。