複数のグループオーバレイが指定されているときは、最初に指定されているオーバレイのグループオーバレイ名、およびオーバレイ種別を印刷データのオーバレイ情報として通知します。
帳票のサイズは、1ページ目のサイズが有効になります。1ページ目がセパレータで削除されている場合も同様です。
例:先頭のセパレータが「A4横」で、以降が「A4縦」の場合、用紙サイズは「A4横」になります。
0ページの帳票は登録できません。変換エラーになります。セパレータページを削除する場合でも、有効なページがないとエラーになります。
富士通ホスト上で作成した1トランザクションの帳票を、1帳票にして登録する場合は、PrintASSORTを利用してください。
富士通ホストのCOMPACTを使用して作成した印刷データを扱う場合は、COMPACTの実行時パラメタとして、「CTYPE=L」、「CFORM=M」および「UNIT=NLP」を指定してください。
サポート形式は、「F6671」、「F6672」です。これ以外のF66xx形式の登録はできません。
FNA通信形態を利用した分散印刷運用の場合、APSのDFNWTRの設定を以下のようにしてください。
UNITオペランドの装置タイプの識別名:F6671、または、F6672
SERVERオペランドの指定:HOSTPRINT
F6671は単票帳票です。LP形式で出力しても、富士通ホスト側で指定された「用紙の長さ」は、List Works帳票の用紙サイズに反映されません(常に11インチとなります)。用紙の長さを反映したい場合は、以下のいずれかの対応をしてください。
リスト管理サーバに用紙の長さを設定したFCBを作成し、帳票情報の「LV-FCB-NAME」にFCB名を設定する
富士通ホストのライタ定義をF6672(連続帳票)として、ライタ定義で用紙の長さを設定する
富士通ホストのライタ定義をF6672(連続帳票)として、富士通ホストのFCBで用紙の長さを設定する
F6671でLP形式以外の用紙サイズを指定した場合は、FCBの設定は有効になりません。
F6672の場合、0.5インチ単位で用紙送りの制限をしているため、0.5インチ未満の印字部分が切り捨てられます。用紙送りの制限を考慮して、印刷データを設計してください。
F6672のライタ定義で用紙の長さを設定する場合は、3.5インチ~14インチ(0.5インチ単位)で設定してください。この範囲を超えた場合、用紙長はデフォルトの11インチとなります。
富士通ホスト側での文字配列テーブルの指定において、利用者で定義した文字配列テーブルは無効になります。文字配列テーブルの指定時は、システムで標準提供されている文字配列テーブルを指定してください。
ListWORKS V5.1L10以前で登録した帳票を、「ページ設定」で「印刷データに設定されている印刷属性を優先する」をチェックして印刷する場合、印刷属性の印刷倍率をサポートしていないため、縮小印刷はされません。
List WorksでVSP以外の印刷を行う場合、Windowsのフォントが使用されるため、デバイスフォントによる印刷はできません。
OCR認識用のフォントなど特殊なフォントや正確なフォントサイズを使用している場合は注意が必要です。
FNA通信形態を利用した分散印刷運用の場合、JIS第一水準漢字以外の文字フォントは明朝体を使用してください。明朝体以外のフォントを使用した場合、List Worksで帳票が正しく表示/印刷されません。