(1) リスト管理サーバがV10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合
V10.4.0(List Works拡張パッケージ)のリスト管理サーバを、旧バージョンレベルのコンポーネントと組み合わせて運用する場合の整合性について、説明します。
V10.4.0(List Works拡張パッケージ)のリスト管理サーバに接続可能な、アプリケーションサーバ上のList Works(リスト管理サーバまたは帳票データ転送アダプタ)は、以下のバージョンレベルです。
List Works V6.0L10~V10.3.0(推奨:List Works V10.3.0)
List Works 6.0~V10.1.0(推奨:List Works V10.1.0)
List Works V9.0.0~V10.4.0(List Works拡張パッケージ)(推奨:List Works V10.4.0(List Works拡張パッケージ))
アプリケーションサーバ上で帳票を仕分けない場合は、帳票データ転送アダプタが必要です。帳票を仕分ける場合は、Enterprise Editionのリスト管理サーバが必要です。
アプリケーションサーバ上の、旧バージョンレベルのList Works(リスト管理サーバまたは帳票データ転送アダプタ)で使用できる機能は、そのバージョンレベルで提供している機能の範囲です。以降のバージョンレベルでサポートされた機能は、使用できません。
注意
アプリケーションサーバ上の旧バージョンレベルのList Worksからは、帳票名に全角文字および半角カナを含む帳票を登録できません。登録結果が、エラーとなります。
V10.4.0(List Works拡張パッケージ)のリスト管理サーバに接続可能な、Web連携用サーバ上のWebゲートウェイサーバは、以下のバージョンレベルです。
List Works V6.0L10~V10.3.0(推奨:List Works V10.3.0)
List Works 6.0~V10.1.0(推奨:List Works V10.1.0)
List Works V9.0.0~V10.4.0(List Works拡張パッケージ)(推奨:List Works V10.4.0(List Works拡張パッケージ))
旧バージョンレベルのWebゲートウェイサーバから、WebクライアントにListPrint(ActiveXコントロール)をダウンロードした場合、Webクライアントが使用できる機能は、Webゲートウェイサーバのバージョンレベルで提供している範囲の機能です。以降のバージョンレベルでサポートされた機能は、使用できません。
Webゲートウェイサーバは、接続するリスト管理サーバと同じバージョンレベルを推奨します。
注意
保管フォルダ名および論理パスの最大長を拡張する設定を行っている場合は、List Works V10.3以前のWebゲートウェイサーバから、リスト管理サーバに接続できません。
ポイント
V10.4.0(List Works拡張パッケージ)の機能を使用する場合には、V10.4.0(List Works拡張パッケージ)のWebゲートウェイサーバからListPrint(ActiveXコントロール)をダウンロードしてください。
V10.4.0(List Works拡張パッケージ)のリスト管理サーバに接続可能なList Worksクライアントは、以下のバージョンレベルです。
List Works V6.0L10~V10.3.0(推奨:List Works V10.3.0)
List Works 6.0~V10.1.0(推奨:List Works V10.1.0)
List Works V9.0.0~V10.4.0(List Works拡張パッケージ)(推奨:List Works V10.4.0(List Works拡張パッケージ))
List Worksクライアントが使用できる機能は、各List Worksクライアントのバージョンレベルで提供している範囲の機能です。以降のバージョンレベルでサポートされた機能は、使用できません。
また、旧バージョンレベルでサポートしていた機能が、接続先のリスト管理サーバで廃止されている場合、リスト管理サーバ上の帳票に対する操作は動作保証しません。
注意
V8以前のList Worksクライアントから、V10.4.0のリスト管理サーバに接続した場合、以下のフォルダは表示されません。そのため、以下のフォルダを使用する機能(受信フォルダのプロパティの変更、リモート印刷、ファイリングなど)は、使用できません。
受信フォルダ
印刷フォルダ
グループフォルダ
装置フォルダ
上記のフォルダを表示/使用するには、本版のクライアントをインストールしてください。
V8以前のList Worksクライアントから、保管フォルダは作成できません。
以下の「条件」に該当するとき、「操作」をした場合は、List Works V10.3以前のクライアントでは、帳票を表示できません。すべてのクライアントのList Worksのバージョンレベルを、List Works V10.4.0(List Works拡張パッケージ)にバージョンレベルアップしてください。
ListPrint.propertiesファイルで、以下のいずれかを設定している。
・「option.field.findtarget」に「1(検索する対象範囲に表示する列を選択する機能を使用する)」を設定している ・「mainbar.buttons」に「35(マスキング範囲の設定)」を設定している ・「extendbar.buttons」に「35(マスキング範囲の設定)」を設定している
ListPrint.propertiesファイルについては、“セットアップガイド”を参照してください。
Webクライアントで、以下のいずれかの操作を行う。
・帳票項目を設定する ・抜き出し検索範囲を設定する ・オーバレイの原点位置を調整する ・マスキング範囲を設定する
保管フォルダ名および論理パスの最大長を拡張する設定を行っている場合は、List Works V10.3以前のクライアントから、リスト管理サーバに接続できません。
【List Worksクライアント環境設定】ダイアログボックスの「Unicodeの扱い」で「文字コード」を設定しているList Works V10.3のクライアントから、リスト管理サーバ上にある帳票を表示すると、文字が正しく描画されずに、文字化けする場合があります。
List Worksクライアントは、接続するリスト管理サーバと同じバージョンレベルを推奨します。
他サーバのList Worksサーバに帳票を仕分ける場合、配信可能な他サーバのList Worksサーバのバージョンレベルは、以下のとおりです。
Windows版:List Works V8.0.0~V10.3.0
Solaris版:List Works V8.0.0~V10.1.0
Linux版:List Works V9.0.1~V10.4.0(List Works拡張パッケージ)
Linux版:List Works V10.4.0(List Works拡張パッケージ) (一般アプリ帳票は、配信できません。)
(2) アプリケーションサーバ上のList WorksがV10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合
アプリケーションサーバ上の、List Works V10.4.0(List Works拡張パッケージ)のリスト管理サーバまたは帳票データ転送アダプタは、以下のバージョンレベルのリスト管理サーバに接続できます。旧バージョンレベルのList Worksサーバには接続できません。
Linux版 List Works V10.4.0(List Works拡張パッケージ)
(3) WebゲートウェイサーバがV10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合
V10.4.0(List Works拡張パッケージ)のWebゲートウェイサーバは、以下のバージョンレベルのリスト管理サーバに接続できます。旧バージョンレベルのList Worksサーバには接続できません。
Linux版 List Works V10.4.0(List Works拡張パッケージ)
(4) List WorksクライアントがV10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合
V10.4.0(List Works拡張パッケージ)のList Worksクライアントは、以下のバージョンレベルのリスト管理サーバに接続できます。旧バージョンレベルのList Worksサーバには接続できません。
Linux版 List Works V10.4.0(List Works拡張パッケージ)