ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works V10.4.0 インストールガイド
FUJITSU Software

9.4 SSLによる暗号化通信

Web連携機能をインターネット環境で使用する場合や、セキュアな運用を行う場合は、SSLによる暗号化通信で保護することによって、安全にご利用いただけます。暗号や署名処理を行うためには、証明書や秘密鍵を管理する環境の構築が必要です。本章では、Web連携機能で、Interstage Application Serverが推奨するInterstage証明書環境を用いて、SSLによる暗号化通信を行う方法について説明します。

なお、Interstage証明書環境を構築するWebゲートウェイサーバには、インストールメディア (2/4)に格納されているInterstage Application Server Standard-J Edition V11.1.1相当の機能をインストールし、WebサーバにInterstage HTTP Serverを、サーブレット実行環境にJava EEを使用したWeb連携機能の環境が構築されているものとして説明します。

ポイント

  • Interstage証明書環境を用いてSSLによる暗号化通信を行う方法の詳細な情報、Interstage証明書環境以外の方法を用いてSSLによる暗号化通信を行う方法、およびサーブレット実行環境にTomcat5.5ベースのServletサービスを使用してSSLによる暗号化通信を行う方法については、下記のURLから参照できるマニュアルをお読みください。

        http://software.fujitsu.com/jp/manual/
  • Interstage Application Server(製品)でWebゲートウェイサーバの環境を構築した場合は、“インストールしたInterstage Application Serverに付属しているマニュアル”を参照してください。

注意

Interstage証明書環境を利用するためには、Interstage管理コンソールがインストールされている必要があります。