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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能解説書(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

9.3.1 帳票の登録

同時に処理が可能な登録処理の数(多重度)および登録可能な帳票のページ数(サイズ)について、以下に示す帳票の種類ごとに説明します。

9.3.1.1 一般アプリ帳票

帳票の登録

帳票の登録は、List Worksプリンタドライバを使用したプリンタ数分まで、同時に処理できます。


プリンタ数を増やすことにより、多重度および登録性能を向上することができます。この場合、性能情報を元に、運用の規模およびリスト管理サーバのサーバ機の性能とあわせて調整する必要があります。


帳票のページ数/サイズ

登録可能な帳票は、帳票のファイルサイズが1.8GB以下の帳票です。

帳票のファイルサイズについては、以下の計算式で算出することができます。

ファイルサイズの算出式

帳票のファイルサイズ = 1ページあたりのサイズ  ×  ページ数
(1ページあたりのサイズは3KBが目安です。)


1.8GBを超える帳票は、分割して登録してください。

なお、登録可能なサイズを超えた帳票が登録された場合、1.8GB分のページだけ登録され、リスト管理サーバの操作ログに、以下のようなメッセージが出力されます。

[メッセージ]

スプーラデータのサイズが最大値を超えました。以降のデータ出力は行いません。


9.3.1.2 NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票

登録の多重度

登録の多重度は、List Worksでは制御していません。帳票を出力しているアプリケーションで制御します。

帳票のページ数/サイズ

登録可能な帳票は、帳票のファイルサイズが1.8GB以下の帳票です。

帳票のファイルサイズについては、以下の計算式で算出することができます。

ファイルサイズの算出式

帳票のファイルサイズ = 1ページあたりのサイズ  ×  ページ数
(1ページあたりのサイズは3KBが目安です。)


1.8GBを超える帳票は、分割して登録してください。

なお、登録可能なサイズを超えた帳票が登録された場合、1.8GB分のページだけ登録され、リスト管理サーバの操作ログに、以下のようなメッセージが出力されます。

[メッセージ]

スプーラデータのサイズが最大値を超えました。以降のデータ出力は行いません。


9.3.1.3 富士通ホスト帳票

登録の多重度

登録の多重度は、運用によって異なります。

なお、帳票の登録が設定した多重度を超えた場合は、処理中の帳票登録が完了するまで登録待ち状態になります。

帳票のページ数/サイズ

Windows版の場合

登録可能な帳票は、65,535ページ以下の帳票です。65,535ページを超える帳票は、分割して登録してください。

なお、登録可能なページ数を超えた帳票が登録された場合、65,535ページ分だけが登録され、イベントログに以下の警告メッセージが出力されます。

イベントID:194
[意味]

帳票のページ数が、List Works で変換できる上限ページ数(65535 ページ)を超えています。帳票を上限ページ数まで変換しました。

Solaris版/Linux版の場合

登録可能な帳票は、帳票のファイルサイズが1.8GB以下の帳票です。

帳票のファイルサイズについては、印刷データの3分の1を目安にします。


9.3.1.4 IBMビジネスサーバ帳票

登録の多重度

登録の多重度は、List Worksでは制御していません。帳票を出力しているアプリケーションで制御します。


帳票のページ数/サイズ

登録可能な帳票は、帳票のファイルサイズが1.8GB以下の帳票です。

帳票のファイルサイズについては、以下の計算式で算出することができます。


ファイルサイズの算出式

帳票のファイルサイズ = 1ページあたりのサイズ  ×  ページ数
(1ページあたりのサイズは3KBが目安です。)


1.8GBを超える帳票は、分割して登録してください。

なお、登録可能なサイズを超えた帳票が登録された場合、リスト管理サーバの操作ログに以下のようなメッセージが出力されます。

[メッセージ]

スプーラデータのサイズが最大値を超えました。以降のデータ出力は行いません。