同時に処理が可能な登録処理の数(多重度)および登録可能な帳票のページ数(サイズ)について、以下に示す帳票の種類ごとに説明します。
一般アプリ帳票
NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator 帳票
富士通ホスト帳票
IBMビジネスサーバ帳票
帳票の登録
帳票の登録は、List Worksプリンタドライバを使用したプリンタ数分まで、同時に処理できます。
プリンタ数を増やすことにより、多重度および登録性能を向上することができます。この場合、性能情報を元に、運用の規模およびリスト管理サーバのサーバ機の性能とあわせて調整する必要があります。
帳票のページ数/サイズ
登録可能な帳票は、帳票のファイルサイズが1.8GB以下の帳票です。
帳票のファイルサイズについては、以下の計算式で算出することができます。
帳票のファイルサイズ = 1ページあたりのサイズ × ページ数
(1ページあたりのサイズは3KBが目安です。)
1.8GBを超える帳票は、分割して登録してください。
なお、登録可能なサイズを超えた帳票が登録された場合、1.8GB分のページだけ登録され、リスト管理サーバの操作ログに、以下のようなメッセージが出力されます。
スプーラデータのサイズが最大値を超えました。以降のデータ出力は行いません。
登録の多重度
登録の多重度は、List Worksでは制御していません。帳票を出力しているアプリケーションで制御します。
List Creator帳票の場合
登録の多重度が高くなると、List Creatorの帳票出力コマンド「prprint」でエラーとなります。
NetCOBOL/MeFt帳票の場合
登録の多重度が高くなると、帳票出力アプリケーションでエラーとなります。
帳票のページ数/サイズ
登録可能な帳票は、帳票のファイルサイズが1.8GB以下の帳票です。
帳票のファイルサイズについては、以下の計算式で算出することができます。
帳票のファイルサイズ = 1ページあたりのサイズ × ページ数
(1ページあたりのサイズは3KBが目安です。)
1.8GBを超える帳票は、分割して登録してください。
なお、登録可能なサイズを超えた帳票が登録された場合、1.8GB分のページだけ登録され、リスト管理サーバの操作ログに、以下のようなメッセージが出力されます。
スプーラデータのサイズが最大値を超えました。以降のデータ出力は行いません。
登録の多重度
登録の多重度は、運用によって異なります。
なお、帳票の登録が設定した多重度を超えた場合は、処理中の帳票登録が完了するまで登録待ち状態になります。
分散印刷運用(FNA通信)の場合
帳票の仕分けを行うかどうかによって上限が異なります。
帳票を仕分ける場合:4多重以下
帳票を仕分けない場合:8多重以下
分散印刷運用(TCP/IP通信)の場合
4多重で処理します。
ファイル転送運用の場合
帳票を出力しているアプリケーションで制御します。
帳票のページ数/サイズ
登録可能な帳票は、65,535ページ以下の帳票です。65,535ページを超える帳票は、分割して登録してください。
なお、登録可能なページ数を超えた帳票が登録された場合、65,535ページ分だけが登録され、イベントログに以下の警告メッセージが出力されます。
帳票のページ数が、List Works で変換できる上限ページ数(65535 ページ)を超えています。帳票を上限ページ数まで変換しました。
登録可能な帳票は、帳票のファイルサイズが1.8GB以下の帳票です。
帳票のファイルサイズについては、印刷データの3分の1を目安にします。
登録の多重度
登録の多重度は、List Worksでは制御していません。帳票を出力しているアプリケーションで制御します。
帳票のページ数/サイズ
登録可能な帳票は、帳票のファイルサイズが1.8GB以下の帳票です。
帳票のファイルサイズについては、以下の計算式で算出することができます。
帳票のファイルサイズ = 1ページあたりのサイズ × ページ数
(1ページあたりのサイズは3KBが目安です。)
1.8GBを超える帳票は、分割して登録してください。
なお、登録可能なサイズを超えた帳票が登録された場合、リスト管理サーバの操作ログに以下のようなメッセージが出力されます。
スプーラデータのサイズが最大値を超えました。以降のデータ出力は行いません。