帳票保管活用機能で帳票を活用するための運用には、おもに以下の形態があります。
- クライアントサーバ運用
リスト管理サーバで管理する帳票を、List WorksクライアントおよびWebクライアントから参照する運用形態です。
- スタンドアロン運用
リスト管理サーバに回線がつながっていないList Worksクライアントだけの環境で、媒体配付により帳票を参照する運用形態です。
- クラスタシステム運用 <EEのみ>
List Worksをクラスタシステム上で利用する運用形態です。異常発生時にも、帳票業務の継続が可能となります。
- マルチプロセス運用 <EEのみ>
リスト管理サーバの処理を複数のプロセスで実行する運用形態です。Windows版およびSolaris版のみの運用形態です。
クライアントの同時実行数の増加や、帳票の参照などの処理量の増加に、1台のサーバで対応できます。
- フォルダの共有運用 <EEのみ>
リスト管理サーバが管理するフォルダを、複数のリスト管理サーバで共有することにより、フォルダ内の帳票を、複数のリスト管理サーバで活用する運用形態です。なお、フォルダの共有運用を行うすべてのリスト管理サーバは、同一バージョンレベルである必要があります。また、マルチプロセス運用とは、同時に運用できません。
なお、Solaris版の場合、Solaris 11上ではフォルダの共有運用はできません。