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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能解説書(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

第6章 運用形態

帳票保管活用機能で帳票を活用するための運用には、おもに以下の形態があります。


クライアントサーバ運用

リスト管理サーバで管理する帳票を、List WorksクライアントおよびWebクライアントから参照する運用形態です。


スタンドアロン運用

リスト管理サーバに回線がつながっていないList Worksクライアントだけの環境で、媒体配付により帳票を参照する運用形態です。


クラスタシステム運用 <EEのみ>

List Worksをクラスタシステム上で利用する運用形態です。異常発生時にも、帳票業務の継続が可能となります。


マルチプロセス運用 <EEのみ>

リスト管理サーバの処理を複数のプロセスで実行する運用形態です。Windows版およびSolaris版のみの運用形態です。
クライアントの同時実行数の増加や、帳票の参照などの処理量の増加に、1台のサーバで対応できます。

ポイント

互換のための運用形態です。


フォルダの共有運用 <EEのみ>

リスト管理サーバが管理するフォルダを、複数のリスト管理サーバで共有することにより、フォルダ内の帳票を、複数のリスト管理サーバで活用する運用形態です。なお、フォルダの共有運用を行うすべてのリスト管理サーバは、同一バージョンレベルである必要があります。また、マルチプロセス運用とは、同時に運用できません。

なお、Solaris版の場合、Solaris 11上ではフォルダの共有運用はできません。