ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能解説書(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

2.4 フォルダ

帳票保管活用機能では、以下の4つのフォルダにより帳票を管理しています。

これらのフォルダは、List Worksサーバに作成します。保管フォルダおよびファイリングフォルダについては、List Worksクライアント(マイ コンピュータ)にも作成できます。

各フォルダは、以下の場所に作成します。

受信フォルダ

保管フォルダ

印刷フォルダ

ファイリングフォルダ

List Worksサーバ

△(注)

List Worksクライアント
(マイ コンピュータ)

×

×

○:作成する
×:作成できない
△:OSにより異なる

注:Linux版の場合は作成できません。

受信フォルダ

受信フォルダは、リスト管理サーバで印刷データを受信するためのフォルダです。受信した帳票を振り分けたり登録したりします。


保管フォルダ

保管フォルダは、帳票を保管するためのフォルダです。階層的に作成することができ、帳票の管理や参照が容易にできます。

EEの機能であるフォルダの共有運用では、フォルダを複数のリスト管理サーバで共有して帳票を活用することができます。

リスト管理サーバの保管フォルダおよび保管フォルダ内の帳票は保管データベースにより管理します。List Worksクライアント(マイ コンピュータ)の保管フォルダは、リスト管理サーバの帳票をList Worksクライアントに複写して管理する場合に使用します。

注意

  • Solaris版/Linux版の場合、保管フォルダはNFSのファイルシステムに作成することはできません。

  • 可搬媒体(CD-R、MOなど)を保管フォルダとして指定することはできません。


印刷フォルダ

印刷フォルダは、帳票を印刷するためのフォルダです。印刷フォルダには、List Worksサーバに接続しているプリンタを設定できます。印刷フォルダを経由して印刷することをリモート印刷といいます。

また、Windows版ではPrint Managerと連携して、FAXに出力することができます。FAXに出力する場合は、FAX用の印刷フォルダを作成します。

注意

List WorksサーバがSolaris 11の場合、印刷フォルダは作成できません。


ファイリングフォルダ

ファイリングフォルダは、帳票のファイリングに必要な情報を管理するためのフォルダです。ファイリングフォルダは、以下の2つのフォルダから構成されています。

グループフォルダ

グループフォルダは、CD-RやMOなどにファイリングするために、1つ以上の保管フォルダをどのようなまとまりでファイリングするかを定義するフォルダです。

装置フォルダ

装置フォルダは、ファイリングを行う装置を定義するフォルダです。

注意

List Worksクライアント(マイコンピュータ)では、CD-Rを装置フォルダとして指定することはできません。