本バージョンで修正したプログラムを説明します。
以下の条件の場合、lvlstenvコマンドで出力されるシステムディレクトリが「//listworks」として出力されます。
システムディレクトリ作成時にlvsetsysコマンドの-Sオプションに「/」を指定する。かつ、
lvlstenvコマンドを実行する。
[現象]
List Worksサービスの起動ができません。
[環境]
Solaris
[発生条件]
前回のList Worksサービスの停止時。かつ
瞬断などでシステムがダウン、またはList Worksサービスが異常終了した。かつ
List Worksサービスを起動する。
[現象]
以下に示す環境・発生条件のとき、管理者ツールのログイン画面でユーザIDまたはパスワードに含まれる特定の文字が入力できません。
このため、管理者ツールにログインできません。
[環境]
以下のいずれかの製品を利用している。
Windows版 Interstage List Works V7.0L10
Windows版 Interstage List Works V7.0L10A
Windows版 Interstage List Works V7.0L10B
Windows版 Interstage List Works V7.0L10C
Windows版 Interstage List Works V8.0.0
Windows版 Interstage List Works V8.0.1
Solaris版 Interstage List Works V8.0.0
Solaris版 Interstage List Works V8.0.1
[発生条件]
ユーザIDに以下の文字を含む場合。または、
"" * , : ; / \
パスワードに以下の文字を含む場合。
\ 空白
リスト管理サーバのデータベースアクセス性能を改善します。
システム内の帳票数が多い場合(目安として200万帳票を超える場合)に、以下の効果が期待できます。
データベースサーバの負荷(CPU使用率、ディスクI/O使用率)の改善
リスト管理サーバ内の保管フォルダや帳票に対する操作のレスポンス改善
リストクリーナ-サーバの実行時間(削除対象帳票の検索時間)の改善
[現象]
以下の場合、帳票の移動が正しく行われません。(操作は正常終了しますが、帳票の物理ファイルが移動されません)このとき、エラーメッセージは出力されません。
派生する現象として、以下の現象が発生することがあります。
帳票を開くと、「指定した印刷データは存在しません。詳細コード: 08AA0811」のエラーメッセージが表示され、帳票の表示に失敗する。
帳票をローカル印刷すると、「指定した印刷データは存在しません。詳細コード:08AA0811」のエラーメッセージが表示され、ローカル印刷に失敗する。
帳票をリモート印刷すると、「指定した帳票は存在しません。詳細コード:00AB13EE」のエラーメッセージが表示され、リモート印刷に失敗する。
帳票をメール送信(帳票ファイルを送信する、オーバレイを添付しない)すると、「帳票を移動または複写できませんでした。印刷データにアクセスできませんでした。ファイルが見つかりません。」のエラーメッセージが表示され、メール送信に失敗する。
帳票をメール送信(帳票ファイルを送信する、オーバレイを添付する)すると、「指定した印刷データの読み込み処理に失敗し、オーバレイ名を取得できませんでした。詳細コード:84106317」のエラーメッセージが表示され、メール送信に失敗する。
帳票をマイコンピュータ上の保管フォルダに複写すると、「指定した印刷データの読み込み処理に失敗し、オーバレイ名を取得できませんでした。詳細コード:84106317」のエラーメッセージが表示され、複写に失敗する。
帳票をマイコンピュータ上の保管フォルダに移動すると、「指定した印刷データの読み込み処理に失敗し、オーバレイ名を取得できませんでした。詳細コード:84106317」のエラーメッセージが表示され、移動に失敗する。
帳票をサーバ上の保管フォルダに複写すると、「指定したフォルダまたはファイルのアクセスに失敗しました。詳細コード:220B0811」のエラーメッセージが表示され、複写に失敗する。
ファイリング(オーバレイをファイリングする)を実行すると、状態が「異常」になり、ファイリングに失敗する。このとき、操作ログの詳細情報に「帳票xxxで使用しているオーバレイが存在しません。(管理番号=x)」のエラーメッセージが出力される。
ファイリング(オーバレイをファイリングしない)を実行すると、状態が「異常」になり、ファイリングに失敗する。このとき、操作ログの詳細情報に「ファイリング対象の帳票が存在しません。(管理番号=x)」のエラーメッセージが出力される。
印刷データ内の文字で検索を行った場合、「指定した印刷データは存在しません。詳細コード:08AA0811」のエラーメッセージが出力され、検索に失敗する。
リストビューアの「名前を付けて保存」を行った場合、「指定したList Works帳票のアクセスに失敗しました。詳細コード:34021706」のエラーメッセージが表示され、帳票の保存に失敗する。
[環境]
リスト管理サーバがインストールされている。
[発生条件]
ネットワーク共有フォルダ上の保管フォルダ。かつ、
フォルダの共有が解除されている。かつ、
データベースとの接続は正常な状態である。かつ、
帳票を移動した場合。
リスト管理サーバのログイン処理を改善します。
ユーザが所属するグループ数が100を越える場合でも、V6.0L10以前のクライアントでリスト管理サーバに接続できるようになります。
[現象]
以下の条件の時にList Worksサービスが停止されないように改善します。
[条件]
Internet ExplorerでList Works画面からリスト管理サーバに接続する。かつ
帳票一覧画面で、帳票名にカーソルを合わせて右クリックを押し、「新しいタブで開く」を選択し、新しいタブで帳票を表示する。かつ
2.と同様の操作で別の帳票を新しいタブで開く。かつ
2.、3.の帳票表示画面でそれぞれ操作を行った場合。
[環境]
List Works Web連携が動作する環境
[現象]
以下の条件の場合、PDF変換後のイメージ文字のサイズが帳票表示時のサイズと異なる場合があります。
[環境]
オープン帳票を使用している。かつ、
リスト管理サーバ上で、PDF変換コマンド、サーバ機能APIによるPDF変換、帳票登録時のPDF変換、およびWebクライアントからPDF表示/保存する機能を使用している。
[発生条件]
オープン帳票である。かつ、
帳票にイメージ文字を含んでいる。かつ、
List WorksのPDF変換機能を使用して帳票をPDF化する。かつ、
3)で生成されたPDFファイルを表示した場合。
[現象]
以下の条件の場合にList Worksサービスが起動できるように処理を改善します。
[環境]
OSがLinuxシステム、かつ
List Worksがインストールされている
[発生条件]
List Worksサービスが起動中、かつ
システムダウンが発生するなどで、List Worksサービスが異常終了する、かつ
List Worksサービスを起動する
[現象]
以下の条件の場合、アクセス権のインポート、エクスポートコマンドが失敗する場合があります。
コマンドを実行すると、「リスト管理サーバに接続できませんでした。リスト管理サーバが起動しているか、または、ポート番号に誤りがないか確認してください。」のエラーメッセージが画面に表示されます。
[環境]
Interstage List Worksがインストールされている
[発生条件]
ListServer.propertiesファイルとAdminTool.propertiesファイルで「system.rmiserver.port」キーの値を省略値「63099」以外の値が設定されている、かつ
以下のコマンドを実行した場合。
Windows版の場合
F5CWACEX.EXEコマンドまたはF5CWACIM.EXEコマンド
Solaris版、Linux版の場合
lvacexptコマンドまたはlvacimptコマンド
Webクライアントで保管フォルダ一覧や帳票一覧を多重で実行した場合の性能を改善します。
[現象]
以下の発生条件の場合、帳票登録時に以下のメッセージが出力され、登録に失敗する場合があります。
「アプリケーション例外が発生しました」がメッセージウィンドウに出力
「コアダンプしました」が実行画面に出力派生現象として、スプーラサービスが停止する場合があります。
[環境]
オープン帳票を登録する環境です。
[発生条件]
オープン帳票(他社ホスト帳票、List Creator帳票、NetCOBOL/MeFt帳票、一般アプリケーション帳票)を登録する(仕分けの登録を含む)。かつ、
帳票情報の作成日付を最大長(14バイト)で指定する。または、作成時間を最大長(8バイト)で指定する。
[現象]
以下に示す環境・発生条件のとき、List Worksの帳票登録がエラーになっても正常復帰します。
[環境]
Linux for Intel64版 Interstage List Works EEのパッケージ(FJSVlw-paまたはFJSVlw-sv)をインストールしている。
[発生条件]
NetCOBOLと直接連携する。かつ、
最終ページでエラーが発生した場合。
帳票保管活用機能における推奨値を超えた場合の性能を改善します。
同一階層の保管フォルダ数が1000を超えている。かつ、
オープン帳票を登録した場合
[現象]
帳票内の文字列検索時に、List Worksサービスが異常終了して、次のメッセージが表示される場合があります。
ListNavi
リスト管理サーバと接続できませんでした。 [メッセージ] リスト管理サーバと接続できませんでした。 [利用者の処置] リスト管理サーバへ接続時のポートに誤りがないか確認してください。 ホスト名がオペレーティングシステムが管理しているhostsに正しいIPアドレスで定義されているか確認してください。 クライアントが動作しているシステムを再起動し再度実行してください。 [詳細コード] 000000C8
Webクライアント
リスト管理サーバとの通信で異常が発生しました。 [メッセージ] リスト管理サーバとの通信で異常が発生しました。 [利用者の処置] しばらくしてから再度リスト管理サーバに接続してください。 再度発生する場合は、運用管理者に連絡してください。 [詳細コード] 00c9
[環境]
特になし
[発生条件]
リスト管理サーバ上に1行内の印字データが556文字を超える帳票が存在する。かつ、
ListNaviまたはWebクライアントでリスト管理サーバに接続する。かつ、
1.の帳票を検索対象として、帳票一覧から『検索する文字列』を指定して検索する。または、1.の帳票を開いて検索をする。かつ、
検索する文字列が、1行内の印字データが556文字を超える行にヒットする。
Webブラウザからの帳票表示、帳票一覧からの印刷をすると、メッセージ「アプリケーションが実行できませんでした。」が出力される場合がありますが、このエラーを回避します。
バージョンレベルを更新したListPrint(ActiveXコントロール)をWebゲートウェイサーバに適用後、最初に帳票の表示、帳票一覧からの印刷をすると、Webブラウザ側でキャッシュされているlistprint.jsが更新されず、ListPrintが再ダウンロードされない場合があります。このWebブラウザの事象を回避してListPrintが再ダウンロードされるように改善します。
[現象]
Webブラウザからの帳票表示、帳票一覧から印刷でエラーが発生した場合に、メッセージが表示されない事象を回避します。(*1)
なお、タイミングによって発生するWindowsの事象であるため、必ず現象が発生するとは限りません。
*1
マルチモニターで表示している場合、操作しているWebブラウザが表示されているモニターとは、別のモニターに表示される場合があります。
[環境]
帳票保管活用機能のWeb連携機能を利用している。
または、
帳票印刷配信機能でList Works帳票を利用している。
[発生条件]
帳票保管活用機能のWebクライアントからリスト管理サーバにログインする。かつ、
帳票表示画面を表示する。かつ、
メッセージが表示される操作を行う。
または、
帳票保管活用機能のWebクライアントからリスト管理サーバにログインする。かつ、
帳票表示画面を表示する。かつ、
「印刷」ボタンを押す。かつ、
印刷画面で、メッセージが表示される操作を行う。
または、
帳票保管活用機能のWebクライアントからリスト管理サーバにログインする。かつ、
帳票一覧からの印刷画面を表示する。
メッセージが表示される操作を行う。
または、
帳票保管活用機能のWebクライアントからリスト管理サーバにログインする。かつ、
帳票一覧からの印刷画面を表示する。
「印刷...」ボタンを押す。かつ、
印刷画面で、メッセージが表示される操作を行う。
または、
帳票印刷配信機能のWeb配信操作クライアントから配信管理サーバにログインする。かつ、
出力指示画面を表示する。かつ、
List Works帳票の「表示」ボタンを押す。かつ、
帳票表示画面で、メッセージが表示される操作を行う。
SSLを導入している環境において、Webブラウザからの帳票表示、帳票一覧からの印刷で、証明書の失効情報を取得できなかった場合に表示される下記エラーメッセージを改善します。
Webゲートウェイサーバへの要求で異常が発生しました。
Webゲートウェイサーバへの要求に関する情報を取得できませんでした。
[現象]
特定のUnicode文字を含む帳票を登録しPDF変換するとエラーが発生する。
[条件]
文字コードがUnicodeである、かつ
UnicodeでUx00a1~Ux00FFの文字を含む(SJISに変換できるものは除く)、かつ
List Worksに電子保存する(List Creatorのprprintで登録する等)、かつ
その帳票に対し、PDF変換を行う
[環境]
List Worksをインストールしている環境
[現象]
エラーメッセージに誤字があります。
[環境]
特になし
[発生条件]
オープン帳票を登録する。かつ、
電子帳票情報ファイルに指定した項目について、以下のいずれかに該当する場合。
STITLEに指定した文字数が上限値を超えた
MAKERに指定した文字数が上限値を超えた
OVL-NAMEに指定した文字数が上限値を超えた
PR-PATHに指定した文字数が上限値を超えた
TERMに指定した値に誤りがある
[現象]
Webクライアントでの帳票の検索結果一覧において、Webゲートウェイサーバで指定したソート条件で正しくソートされません。表示される検索結果一覧の順序は不定となります。
[環境]
帳票保管活用機能のWeb連携機能を利用している。
[発生条件]
Webゲートウェイサーバの「ListGateway.properties」で「findlist.sortitem」に「34」を指定する。かつ、
1.のWebゲートウェイサーバ経由で、Webクライアントからリスト管理サーバにログインする。かつ、
保管フォルダをクリックする。かつ、
「帳票を検索」画面で検索条件を入力し、「OK」ボタンを押す。
[現象]
Webクライアントでの帳票の表示/印刷時に、「lwktmp」ファイルがないのに以下のメッセージが表示されます。
ユーザの「TMP」環境変数、または「TEMP」環境変数で指定されているフォルダ配下にlwktmpファイルが存在しています。 lwktmpファイルが存在すると作業用のフォルダを作成できないため、処理を続行できません。 ファイルを削除しますか? はい:ファイルを削除して、処理を続行します。 いいえ:処理を中断します。後でファイルを別フォルダに移動してから再度実行してください。 lwktmpファイルを削除しても問題ないことを確認して、「はい」ボタンを押してください。
[環境]
帳票保管活用機能のWeb連携機能を利用している。
[発生条件]
OSにログインしているユーザの「TMP」環境変数、または「TEMP」環境変数で指定されているフォルダ配下に「lwktmp」フォルダが存在する。かつ、
1.の「lwktmp」フォルダにOSのファイルシステムの属性が付加されている。かつ、
2.の状態のWebクライアントからリスト管理サーバに接続する。かつ、
帳票一覧から帳票を表示(または印刷)画面に移動する。
[現象]
Unicodeの帳票を登録し抜き出し検索範囲にイメージ文字を含む場合に検索すると、抜き出し検索がエラーとなります。
この時以下のメッセージが出力されます。
「検索中に異常が発生しました。処理を中断します。」
[環境]
List Worksがインストールされている環境
OS:Linux,Solaris
LV:すべて
[発生条件]
Unicodeの帳票を登録する。かつ、
イメージ文字が含まれる範囲に、抜き出し検索範囲を設定する。かつ、
検索にヒットする条件で抜き出し検索する。
[現象]
登録した帳票の2ページ目以降の網がけが、指定した網がけと異なるパターンで表示・印刷される場合があります。
[環境]
List Works をインストールした環境
[発生条件]
帳票定義で網がけを2種類以上定義している。かつ、
帳票のページ数が2ページ以上である。かつ、
帳票を表示・印刷する。
[現象]
以下の条件の時にアプリケーションサーバのCPUに負荷がかからないように改善します。
[環境]
List Worksサーバ、または帳票データ転送アダプタがインストールされている環境
[発生条件]
アプリケーションサーバがSolarisまたはLinuxである。かつ、
NetCOBOL/MeFt帳票またはList Creator帳票を登録した場合。