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Symfoware Server V11.1.1 Mirroring Controllerセットアップガイド
FUJITSU Software

E.4.8 実行抑止対象のSymfoware Serverの操作が実行中の場合のオンライン・オフライン操作について

dxsvstartコマンドやオプションを省略したdxsvstopコマンドでRLPのオンライン・オフライン操作を行う時点で、RDBコマンドまたは業務アプリケーションが実行中の場合、コマンドはエラーになります。なお、実行中とは以下を示します。

RDBコマンドの場合

RDBコマンドの処理中は実行中とみなします。RDBコマンドの終了を待ってから、オンライン・オフライン操作を再実行します。

注意

dxsvstartコマンドやdxsvstopコマンドなどでRLPのオンライン・オフライン操作を行うコマンドと、実行抑止対象のRDBコマンドが同時に実行された場合、実行抑止対象のRDBコマンドが異常終了する場合があります。

業務アプリケーションの場合

業務アプリケーションにより、RLPを作成しているロググループ単位に属するDSIまたは順序に対して、実行抑止対象のSQL文(データベースの定義および変更操作も含む)を発行した場合、本業務アプリケーションのコネクションが存在する間は実行中と見なし、DBミラーリングサービスの開始、またはDBミラーリングサービスの停止操作がエラーになります。
その場合には、これらの業務アプリケーションのコネクションをいったん停止してから、DBミラーリングサービスの開始、またはDBミラーリングサービスの停止操作を再実行します。

注意

  • Interstage Application Serverを利用している場合は、コネクションを停止するために、ワークユニットをいったん停止する必要があります。

  • dxsvstartコマンドやdxsvstopコマンドなどでRLPのオンライン・オフライン操作を行うコマンドと、実行抑止対象の業務アプリケーションの操作が同時に実行された場合、実行抑止対象の業務アプリケーションの操作が異常終了する場合があります。

  • dxsvstopコマンドのmcオプションは、アプリケーションサーバ経由で実行中の業務アプリケーションがある場合はそのコネクションを強制切断し、DBミラーリングサービスを通常停止します。