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Symfoware Server V12.1.0 クラスタ導入運用ガイド
FUJITSU Software

5.5.3 通信データの暗号化を行う/行わないの変更

通信データの暗号化を行う/行わないの変更、サーバ認証を行う/行わないの変更をする場合は、以下の手順で行います。

操作の手順

運用と待機のRDBシステムに対して、以下の手順で作業します。

(1) スタンバイクラス配下の業務を完全に停止します。
(2) スタンバイクラスのクラスタサービスを停止します。
    スタンバイクラスのクラスタサービスの停止手順は、
    “3.4.14 クラスタサービスの停止”を参照してください。
(3) Symfoware/RDBが正常に停止されたか確認します。
    (Symfoware/RDBを配置している各ノードのイベントログおよびメッセージログファイルに、
     Symfoware/RDBの停止メッセージが出力されるので、正常に停止していることを確認します。)
(4) 運用と待機のRDBシステムのシステム用の動作環境ファイルを編集します。
    システム用の動作環境ファイルの詳細については、“セットアップガイド”を参照してください。
(5) クライアント用の動作環境ファイルを編集します。
    クライアント用の動作環境ファイルの詳細については、“アプリケーション開発ガイド(共通編)”を参照してください。
(6) スタンバイクラスのクラスタサービスを起動します。
    スタンバイクラスのクラスタサービスの起動手順は、
    “3.4.18 クラスタサービスの起動”を参照してください。
(7) 業務を再開します。

注意

サーバとクライアントで暗号化の指定が矛盾している場合は、エラーになります。
通信データの暗号化を行う/行わないの設定を行う場合は、システム用の動作環境ファイルのSSL_USEパラメタと、クライアント用の動作環境ファイルのSERVER_SPECパラメタの指定に矛盾がないことを確認してください。