スケーラブルログ運用を行っていない環境から、スケーラブルログ運用を行う環境への変更は、以下の手順で行います。
スタンバイクラスのクラスタサービスの停止
RDB構成パラメタファイルの編集
ロググループ管理ファイルの作成
ユーザロググループの追加
ユーザロググループの追加の詳細については、“4) Symfoware/RDB環境の作成”および“5.4.1 ユーザロググループの追加”を参照してください。
(1)スタンバイクラス配下の業務を完全に停止します。
(2)スタンバイクラスのクラスタサービスを停止します。 ―――― クラスタ運用管理
ビューまたは
clstopsvcコマンド
(3)Symfoware/RDBが正常に停止したかを確認します。
(Symfoware/RDBを配置している各ノードのイベントログ
およびメッセージログファイルに、Symfoware/RDBの停止
メッセージが出力されるので、正常に停止していること
を確認します。)
(4)ディスクリソースを活性状態にします。
ディスクリソースの活性手順は、
“5.1.2 ディスクリソースを活性状態にする”
を参照してください。
(5)RDB構成パラメタファイルを編集します。 ―――― テキストエディタで
(ロググループ管理ファイルを作成するために、RDB構成 編集
パラメタファイルのRDBLOGGROUPMANAGEにロググループ
管理ファイルの配置先を指定します。)
(6)ロググループ管理ファイルを作成します。 ―――― rdblogコマンド
(Mオプション)
(7)ユーザロググループを追加します。 ―――― rdblogコマンド
(8)Symfoware/RDBを起動します。(動作確認) ―――― rdbstartコマンド
(9)Symfoware/RDBを停止します。(動作確認) ―――― rdbstopコマンド
(10)ディスクリソースを非活性状態にします。
ディスクリソースの非活性手順は、
“5.1.4 ディスクリソースを非活性手順状態にする”
を参照してください。
(11)スタンバイクラスのクラスタサービスを起動します。 ―――― クラスタ運用管理
ビューまたは
clstartsvcコマンド
(12)業務を再開します。注意
ロググループ管理ファイルの配置先のローデバイスが、既存のRDBシステムの資源(RDBディクショナリ、RDBディレクトリファイル、データベーススペース、ログ管理ファイル、テンポラリログファイル、アーカイブログファイル、監査ログデータベース)を配置しているローデバイスと重複しないようにしてください。