本書の目的
本書はフェイルオーバ運用を行うために必要な事項を説明しています。
本書の読者
本書は、フェイルオーバの動作環境の作成および運用を行う方に読んでいただくように書かれています。本書を読むためには、以下の知識が必要です。
SafeCLUSTERを利用したクラスタシステムに関する知識
Windows(R)に関する機能や用語についての知識
Symfoware Serverに関する機能や用語についての知識
本書は、SafeCLUSTERと連携したフェイルオーバ運用について説明しています。
OSのクラスタソフトと連携したフェイルオーバ運用については、“セットアップガイド”を参照してください。
本書の構成
本書の構成と内容は以下のとおりです。
クラスタシステムの特長、Symfoware Serverのフェイルオーバ運用の特長および全体像と構成について説明しています。
フェイルオーバ運用を行うシステムの設計方法について説明しています。
フェイルオーバ運用を行うために必要な動作環境の作成および運用の準備について説明しています。
フェイルオーバ運用の操作および状態遷移時の運用について説明しています。
フェイルオーバ運用を行うシステムの保守および管理について説明しています。
フェイルオーバ運用時に異常が発生した場合のリカバリ方法について説明しています。
運用モードおよび待機モードで使用できるRDBコマンドについて説明しています。
ノードダウンやRDBのシステムダウン時にアプリケーションに返却されるSQLSTATE値の意味と対処方法について説明しています。
関連マニュアル
本書に関連するマニュアルは以下のとおりです。
SafeCLUSTER/Standard 導入運用ガイド
輸出管理規制について
本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。
出版年月および版数
平成26年 12月 第2版 平成25年 11月 初版
著作権
Copyright 2000-2014 FUJITSU LIMITED