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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L40
FUJITSU Software

31.1.3 クライアントスクリプトの記述


■HTMLファイルの構成

HTMLファイルは、初期化を行う部分、処理を記述する部分および、WSMGR for Webを表示する部分に分かれます。


HTMLファイルの構成の概念図を以下に示します。

注意

  • HTMLのフレームを使用する場合はWsmgrDspemuオブジェクトをトップ(FRAMESETを定義するHTML)に配置してください。

  • クライアントスクリプトで、alert、comfirmのダイアログによりメッセージを表示している場合、エミュレータの通信がタイムアウトしてしまうことがあります。スクリプトでエミュレータ表示後にメッセージを表示させる場合は、WSMGR for Webが提供するMsgBoxメソッドを利用してください。

  • WsmgrDspemuオブジェクトをHTMLで利用する場合は、下記サンプルのように記述してください。

実際に動作するHTMLのサンプルは次のようになります。


■JavaScriptの例

<HTML>
<HEAD>
<TITLE>WSMGR for Webスクリプトサンプル</title>
</HEAD>

<BODY>
<!-- WSMGR for Web  スクリプトのJavaScriptライブラリを指定 -->
<SCRIPT TYPE="text/javascript" src="../Htmlscript/Scripts/WsmgrHtmlScript.js"></SCRIPT>
<SCRIPT TYPE="text/javascript">

<!--
var EmuInfo = new WsmgrConnectInfo();

//*** ここを書き換えてください **********************************************
EmuInfo.url = "http://www.example/wsmgrweb/"; // WSMGR for WebのURL
EmuInfo.user = "user1";              // ユーザ名
EmuInfo.pw = "password";             // パスワード
EmuInfo.icon = "接続1";              // 接続アイコン名
//*** ここまで **************************************************************

ret = EmuInfo.Init();
if(ret != 0) {
    dspemu.macro.MsgBox("初期化エラーです");
} else {
    document.forms["WSMGR_Emulator"].target = "_self";
    document.forms["WSMGR_Emulator"].submit();
}

-->
</SCRIPT>

</BODY>
</HTML>

また、スクリプトの作成作業を容易にするためにサンプルHTMLを用意しました。


サンプルHTMLの格納先は次のようになります。

<インストール先フォルダ配下>\wwwroot\sample\HTML\
例) C:\wsmgrweb\wwwroot\sample\HTML\

サンプルHTMLのURLは次のようになります。

<WebサーバのURL>/<仮想ディレクトリ>/htmlsample/
例) http://www.example/wsmgrweb/sample/html/default.htm

サンプルHTMLの構成は以下のとおりです。

サンプルHTMLについて

default.htm

基本サンプル(ノーフレーム)

JSample0.htm

基本サンプル(フレーム)

JSample1.htm、JMenu1.htm

指定ログオンサンプル

JSample2.htm

接続アイコン取得サンプル

JSample3.htm、JMenu3.htm

処理サンプル

JSample4.htm、JMenu4.htm

メソッド呼び出しサンプル

JSample5.htm、JMenu5.htm

基本サンプル(インラインフレーム)

JSample6.htm

接続先一覧画面の表示サンプル

JSample7.htm

注意

  • 基本サンプル、処理サンプルのHTMLはWSMGR for WebのURL、ユーザ名、パスワード、接続アイコン名をユーザ環境に合わせて書き換える必要があります。

  • 各サンプルのHTMLはエラーメッセージをユーザ環境・動作に合わせて書き換えて利用してください。