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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L40
FUJITSU Software

28.1.7 アプリケーション作成時の注意点


■起動時の注意

エミュレータの起動に必要な起動情報(ユーザ名やURL等)が設定されるプロパティ、Open引数の文字列は大文字小文字が区別されます。
設定文字列が起動したいエミュレータ情報と完全一致してない場合、起動は失敗します。


■複数LU切り替え時の注意

キーCRT系インタフェースはアクティブなLUのみ操作が可能です。
非アクティブなLUに対して操作を行う場合は、そのLUをアクティブに切り替えてから操作を行ってください。

SendKeys ("LOGON TSS[ENTER]")
SendKeys ("USER1/PASWORD1[ENTER]")

‘ アクティブLUをDSP2に切り替える。
ChangeActiveLU(CX_SESSION_DSP2)

SendKeys ("LOGON TSS[ENTER]")
SendKeys ("USER2/PASWORD2[ENTER]")

■すぐに復帰しないメソッドを呼び出す場合

OLEオートメーションのいくつかのメソッドは呼び出し後にすぐにアプリケーションに復帰しません。この場合、システムはOLEサーバビジーのエラーを表示する場合があります。これを避けるために、メソッドタイムアウト値を小さくしてください。メソッドのタイムアウト値はWaitTimeプロパティ、またはメソッドの引数のタイムアウト値で設定します。

参考

Visual Basicの場合はOLEServerBusyTimeoutプロパティを使用して、OLEサーバのタイムアウト値を変更することができます。ただし、OLEサーバビジーの状態ではアプリケーションの操作を行うことができないため、一時的にハングアップ状態となります。そのため、タイムアウト値を小さくすることを推奨します。