テキストファイルの転送時に設定する「コード変換設定」の設定内容による、転送ファイルの形式について説明します。
半角の英数字・カナコードを指定されたコード変換テーブルに従い変換します。
コード変換は、「B.4 コード変換規則」であらかじめ提供されているテーブルの指定のほか、ユーザが任意に作成することもできます。(→「27.2 コード変換テーブルの編集」参照)
全角のコードを指定されたコード変換テーブルに従い変換します。
WSMGRではPCファイルとしてシフトJISコードを取り扱います。ホストではIBM漢字コードを用いています。
IBM漢字コードは、半角の英数字・カナコードと漢字コードを区別するために、通常IBM漢字コードの前後にシフトコード(SO、SI)が入っていますが、シフトJISコードにはシフトコードがないので、その分データサイズは変化します。
漢字コードのコード変換テーブルは、あらかじめ提供されているデフォルトテーブルのほか、ユーザが任意に作成することもできます。(→「27.2 コード変換テーブルの編集」参照)
ただし、[シフトコード]設定で[無視]を選択した場合には、シフトコードの付加/削除は行いません。
シフトコード(SOおよびSI)の取り扱い方法を指定します。ここで指定された内容により、WSMGRはコード変換処理を実行し、ホストとデータ送受信します。
●[付加/削除]選択時のデータ変換形式
●[無視]選択時のデータ変換形式
●[RS/US変換]選択時のデータ変換形式
ホストからのデータ受信時の、行末の空白の取り扱いについて指定します。ここで指定された内容は、ファイル転送実行時にパラメータとしてホストに送信され、ファイル形式の変換はホストで処理されます。
●[削除]選択時のデータ変換形式
●[無視]選択時のデータ変換形式
データの送信時にタブストップの空白変換に関して設定します。タブストップ空白変換を指定し、1から20の数値を設定すると、設定した文字数ごとにタブコードを空白コードに変換します。
ここで設定した内容はPCのファイル転送制御で参照され、変換処理を実行後にデータをホストに送信します。
タブストップ空白変換を指定し、数値に「8」を指定した場合の変換形式は以下のとおりです。