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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L40
FUJITSU Software

24.3.1 カーソル制御キー

カーソルを移動させる機能のほかに、表示内容の編集・クリアなどの機能があります。


■カーソル移動キー

カーソルを指定した方向へ移動させます。

キー

機  能

【←】

カーソルが左方向に1文字移動します。

【→】

カーソルが右方向に1文字移動します。

【↑】

カーソルが上方向に1行移動します。

【↓】

カーソルが下方向に1行移動します。

注意

表中のキーはオプションの設定によって対応するキーを変更することができます。

カーソル移動キーを使うと、表示画面のデータに影響を与えることなく、表示画面内でカーソルを自由に動かすことができます。カーソルが画面の右端にあるときにカーソルを右に移動すると、カーソルは次の行の左端に移動します。
このような動作をカーソルのラップといいます。
カーソルのラップは、画面の左端、上端、下端でも起こります。


カーソルのラップの様子を図に示します。

●ワードタブキー

カーソルを次のワードの先頭文字位置に移動します。


●バックワードタブキー

カーソルを直前のワードの先頭文字位置に移動します。
カーソルがワード上にある場合、そのワードの先頭文字位置に移動します。
カーソルがワードの先頭文字位置にある場合、その前のワードの先頭文字位置へ移動します。


●前ワードキー

カーソルを入力可フィールドに存在する直前のワードの先頭文字位置に移動します。
カーソルが入力可フィールドのワード上にある場合でも、直前のワードの先頭文字位置に移動します。
現在のカーソル位置が入力不可能な位置でもカーソルは移動します。
画面上すべての入力可フィールドにワードが存在しない場合、カーソルは移動しません。


●次ワードキー

カーソルを入力可フィールドに存在する次のワードの先頭文字位置に移動します。
カーソルが入力可フィールド内の最後のワード上にある場合、そのフィールドの最後の入力文字(空白除く)の次の位置へカーソルを移動します。
現在のカーソル位置が入力不可能な位置でもカーソルは移動します。
画面上すべての入力可フィールドにワードが存在しない場合、カーソルは移動しません。


●フィールド終りキー

入力可フィールド上、および入力可フィールドのATR上にカーソルがある場合、そのフィールド内最後の入力文字(空白除く)の次の位置へカーソルが移動します。入力文字(空白除く)のない場合にはフィールドの第1文字目へカーソルが移動します。
入力不可フィールド上、および入力不可フィールドのATR上にカーソルがある場合、次のATR位置へカーソルを移動します。


■フィールド指向キー

必要とするフィールドにカーソルを移動させます。


●タブキー

タブキーを押すと、カーソルは次の入力フィールドの第1文字目に移動します。
画面上に入力フィールドがない場合、または不定様式画面の場合は、画面の先頭に移動します。


タブキーを使用したときの例

●バックタブキー

カーソルは直前の入力フィールドの第1文字目に移動します。
カーソルが入力フィールドの第2文字目以降にある場合は、カーソルはそのフィールドの第1文字目に移動します。画面上に入力フィールドがない場合、または不定様式画面の場合は、画面の先頭に移動します。

●改行キー

カーソルは次行以降の最初にある入力フィールドの第1文字目に移動します。
不定様式画面の場合は、次の行の先頭に移動します。

●前行キー

カーソルは前行の最初にある入力フィールドの第1文字目に移動します。
不定様式画面の場合は、前の行の先頭に移動します。

●HOMEキー

カーソルは画面の最初にある入力フィールドの第1文字目に移動します。画面上に入力フィールドがない場合、または不定様式画面の場合は、画面の先頭に移動します。


■編集キー

フィールド内容に対して挿入または削除を行います。


●挿入キー

このキーを押すと、入力状態が通常モードから挿入モードに変わります。
カーソル位置以降、入力フィールド内にNULLコードがない場合は挿入できません。

●削除キー

入力フィールドのカーソル位置の文字を1文字削除します。カーソルより右側の文字列は全体的に左へ移動します。入力フィールドの最終位置には、削除された文字に対応する個数のNULLコードを詰めます。

●後退削除キー

カーソルを左方向に1文字移動した後に削除キー動作をします。

●行内削除

カーソル位置の行にのみ影響する削除キーです。
(通常の削除キーはフィールド全体に影響します)

●ワード削除キー

カーソルが入力可フィールドのワード上にある場合、カーソル位置からそのワードの終わりまでの文字を削除します。
カーソルが入力可フィールドのワード上にない場合、カーソル位置から次のワードの手前までを削除します。
削除範囲より右側の文字列は全体的に左へ移動します。
入力フィールドの最終位置には、削除された文字に対応する個数のNULLコードを詰めます。


■消去キー

入力フィールドの内容をクリアします。


●ERASE INPUTキー

画面上のすべての入力フィールドの内容をクリアし、NULLコードを詰めます。
カーソルは最初の入力フィールドの第1文字目に移動します。
画面上に入力フィールドがない場合は、画面の先頭に移動します。不定様式画面の場合は、画面上のデータをすべてクリアし、画面の先頭にカーソルを移動します。

●ERASE EOFキー

現在カーソルがあるフィールド内のカーソル位置からその入力フィールド終わりまでの文字をクリアし、NULLコードを詰めます。カーソル位置は変化しません。

●SPACE EOFキー

ERASE EOFキーの空白詰め動作をします。
現在カーソルがあるフィールド内のカーソル位置からその入力フィールド終わりまでの文字をクリアし、空白コードを詰めます。カーソル位置は変化しません。

●フィールド空白キー

カーソルが入力可フィールド内にある場合、そのフィールド内のすべての文字を空白に置き換えて、フィールドの第1文字目へカーソルを移動します。
不定様式画面の場合、画面上すべての文字を空白文字に置き換えて、カーソルは画面の先頭に移動します。

●+入力キー

ERASE EOF+タブの機能を持つキーで、項目へ入力したあとに使用すると、入力フィールドの終わりまでを消去して、カーソルを次の入力フィールドの先頭へ移動します。