Server2000コンバーターでは、初回起動時に、Server2000の「ホスト接続セットアップ」で設定された定義、および、「接続パスのセットアップ」で設定された定義をもとに、Server2000コンバーターに対応した形式に変換した接続パスリストファイルを作成します。
接続パスの接続先等に変更がある場合は、このファイルを編集することにより変更できます。
接続パスの内容はServer2000コンバーターの起動時にチェックされます。設定値が無効な場合、エラー内容が画面に表示されます。
■Server2000コンバーター 接続パスリストファイルの構成
XML
UTF-8
要素名 | 説明 |
---|---|
接続パス名 | 接続パス名を指定します。 半角1~12文字で指定してください。 以下の文字は使用できません。 ・英小文字 ・半角カナ ・\、/、:、*、?、"、<、>、| |
クライアント名 | 接続パスに対応させるCSDの名前または業務名を指定します。 CSDの種類は、“CsdHtml”のみ有効です。 |
端末定義 | ホストコンピュータに接続する端末定義を指定します。 “F6680ディスプレイ”のみ有効です。 |
英数カナ変換 | コード変換規則を指定します。以下の値を設定します。 0:EBCDICカナあり 1:EBCDICカナなし 2:EBCDIC-ASCII |
ログオン後 | キーアンロック時間を指定します。 0~65535の範囲で指定してください。 |
ホスト名 | 接続先のホスト名、コンピュータ名またはIPアドレスを指定します。 半角1~46文字で指定してください。 |
ポート番号 | 接続先のポート番号を指定します。 0~65535の範囲で指定してください。 |
端末タイプ | 接続先に登録されている端末タイプを指定します。 半角1~250文字で指定してください。 LU名と端末タイプは、合わせて半角1~250文字以内になるように設定してください。 |
LU名 | LU名を指定します。 半角249文字以内で指定してください。 LU名と端末タイプは、合わせて半角1~250文字以内になるように設定してください。 |
接続パスが2つの場合
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <ConnectionPath> <接続パス名>PATH001</接続パス名> <クライアント名>CsdHtml</クライアント名> <端末定義>F6680ディスプレイ</端末定義> <英数カナ変換>0</英数カナ変換> <ログオン後>1000</ログオン後> <ホスト名>192.168.0.100</ホスト名> <ポート番号>23</ポート番号> <端末タイプ>FUJITSU-6680-00</端末タイプ> <LU名></LU名> </ConnectionPath> <ConnectionPath> <接続パス名>PATH001</接続パス名> <クライアント名>CsdHtml</クライアント名> <端末定義>F6680ディスプレイ</端末定義> <英数カナ変換>0</英数カナ変換> <ログオン後>1000</ログオン後> <ホスト名>192.168.0.100</ホスト名> <ポート番号>23</ポート番号> <端末タイプ>FUJITSU-6680-00</端末タイプ> <LU名></LU名> </ConnectionPath> </ConnectionPathList>
上記の接続パス「PATH001」のIPアドレスを「192.168.1.200」、ポート番号を「24」に変更する場合
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <ConnectionPath> <接続パス名>PATH001</接続パス名> <クライアント名>CsdHtml</クライアント名> <端末定義>F6680ディスプレイ</端末定義> <英数カナ変換>0</英数カナ変換> <ログオン後>1000</ログオン後> <ホスト名>192.168.1.200</ホスト名> <ポート番号>24</ポート番号> <端末タイプ>FUJITSU-6680-00</端末タイプ> <LU名></LU名> </ConnectionPath> <ConnectionPath> <接続パス名>PATH001</接続パス名> <クライアント名>CsdHtml</クライアント名> <端末定義>F6680ディスプレイ</端末定義> <英数カナ変換>0</英数カナ変換> <ログオン後>1000</ログオン後> <ホスト名>192.168.0.100</ホスト名> <ポート番号>23</ポート番号> <端末タイプ>FUJITSU-6680-00</端末タイプ> <LU名></LU名> </ConnectionPath> </ConnectionPathList>
注意
接続パスリストファイルを保存する場合は、文字コードをUTF-8で保存してください。
ファイルを無効なXML形式で保存した場合、Server2000コンバーターを実行できません。