FEXPORTコマンドの入力形式は次のとおりです。
コマンド  | オペランド  | 
|---|---|
FEXPORT  | 〈データセット指定〉  | 
注意
実際の入力では、コマンド・オペランドは複数行に分けずに、空白で区切りながら連続して入力してください。
例) FEXPORT TEST.DATA REPLACE
■各オペランドの説明
端末からホストへ転送したデータを格納するホストのデータセットを指定します。データセット中にメンバ指定があるならば区分データセットが対象となり、メンバ指定がないならば順データセットが対象となります。
REPLACE/ADDオペランドは、ホストへ転送したデータの収納方法を指定します。どちらかのオペランドを指定するか、またはどちらも指定しないで省略することもできます。オペランドの指定方法により、次のような動作が行われます。
オペランド  | 動作  | 
|---|---|
REPLACEを指定した場合  | 既存の順データセット全体、または区分データセットの1メンバの内容を転送データで置き換えることが指示されます。  | 
ADDを指定した場合  | 既存の順データセットの内容に転送データを追加することが指示されます。このとき、データセットの属性(レコード長、レコード形式)とパソコンのファイル属性は一致する必要があります。  | 
省略した場合  | 新規にデータセットが生成され、これに転送したデータが格納されます。  | 
■FEXPORTコマンド入力例
データセットTEST.DATA を新規に作成します。
データセットTEST.DATA を転送データで置き換えます。