同期モニタでは、サーバグループの同期状態を参照することができます。
■同期モニタ
管理ツールから[同期モニタ]を右クリックして[情報更新]をクリックすると最新の情報が表示されます。初期状態では表示されません。
同期対象のサーバ名(サーバ名/仮想ディレクトリ名)を表示します。
サーバの動作種類を表示します。
サーバステータスを表示します。
設定情報の同期処理が未実施であることを表します。
手動で同期処理を行う必要があります。
設定情報の同期が完了したことを表します。
設定情報の同期処理中、または自動更新処理中であることを表します。
同期対象外の無効なサーバであることを表します。
サーバグループ設定の更新中を表します。
同期完了状態で、サーバグループ以外のサーバから同期処理要求を受けた場合に警告を表します。情報同期機能は継続実行されます。
エラーが発生し、設定情報同期機能が継続不可能な状態であることを表します。問題を解決し、手動で同期処理を行う必要があります。
サーバステータスがエラーの場合にエラーコードを表示します。
(→「13.1.4 設定情報同期機能のエラーコード」参照)
■同期モニタの設定
同期モニタを選択し、プロパティをクリックします。[同期モニタのプロパティ]ダイアログが表示されます。
同期モニタ上で右クリックを行い、メニューから表示することも可能です。
指定時間ごとにサーバグループの最新のサーバ情報を取得することができます。自動更新機能を利用する場合は、チェックボックスをチェックします。
更新の指定は1~9999秒の間で設定することができます。初期状態でこの機能は使用しない設定となります。
注意
自動更新機能を利用しない場合は、手動で[情報更新]を行い、最新のサーバ情報を表示する必要があります。
Webサーバ上に保存されている同期モニタのログファイルの保持期限を指定します。ログファイルは1日ごとに保存されます。保存期限を指定することにより、保存期限が切れたログファイルは消去されるため、Webサーバ上に無限にログファイルが増加することを防ぎます。保存期間の指定を有効にするには、チェックボックスをチェックします。
保存期間の指定は1~255日の間で設定することができます。初期値は30日です。
ログファイルは、Webサーバ上の[WSMGR for Webインストール先]\config\LOGフォルダのSY[YYMMDD].LOGという名前で保存されます。当日分のログファイルはF5aasync.logという名前で保存されます。
■トレース制御
WSMGR for Webでは、本機能にトラブルが発生した場合にその原因を速やかに究明するため、トレース機能をサポートしています。管理ツールの同期モニタを選択し、右クリックしてメニューから「サーバトレース」を選択することで表示されるダイアログ画面より操作します。
(→「C.3 WSMGR for Webのトレース機能」参照)