本章では、本ソフトウェアの動作環境について説明します。
本ソフトウェアでクラスタシステムを構築する場合、以下の2種類の本体処理装置が必要です。
クラスタノード
本ソフトウェアをインストールしてクラスタシステムを構成する本体処理装置です。
クラスタ管理サーバ
クラスタノードを設定/監視/運用するための運用管理ビュー(GUI)を提供する共通基盤、Web-Based Admin Viewのサーバです。システム管理者は、クラスタ管理サーバにアクセスするだけで全ての監視対象ノードに対する操作が可能です。運用するにあたってクラスタ管理サーバは二重化する必要があり、物理的にクラスタノードに配置することも可能です。
Web-Based Admin View運用形態を3層モデルで構築する場合は、クラスタノードの本体処理装置の他にクラスタ管理サーバが必要です。
Web-Based Admin View運用形態を2層モデルで構築する場合は、クラスタノードと兼用されます。
Web-Based Admin View運用形態については、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」の「2.4 Web-Based Admin View運用形態の決定」を参照してください。