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Symfoware Server V12.1.0 コマンドリファレンス
FUJITSU Software

2.21 rdbenckey

名前

rdbenckey - マスタ暗号化キーの作成、変更、削除

形式1(マスタ暗号化キーの作成・変更)

rdbenckey  -S  マスタ暗号化キーファイル名

形式2(マスタ暗号化キーの削除)

rdbenckey  -D 

機能説明

格納データの暗号化に使用するマスタ暗号化キーの作成、変更、削除を行います。

作成および変更の場合は、マスタ暗号化キーを生成し、指定したマスタ暗号化キーファイルに出力します。その後、マスタ暗号化キーファイルの情報をRDBディクショナリとRDBディレクトリファイルに登録します。

削除の場合は、マスタ暗号化キーファイルの情報をRDBディクショナリとRDBディレクトリファイルから削除します。

本コマンドは、データベース簡単運用の場合には、利用できません。

形式1のオプション

-S

マスタ暗号化キーを作成、変更する場合に指定します。

マスタ暗号化キーファイル名

生成したマスタ暗号化キーを出力するファイル名をUNCパスによる絶対パス名で指定します。
既存のファイルは上書きできません。変更する場合は、新しいファイル名を指定します。

マスタ暗号化キーファイル名に指定できる長さは、256バイトまでです。

形式2のオプション

-D

マスタ暗号化キーを削除する場合に指定します。

使用例

マスタ暗号化キーファイルを、キー管理サーバ上の\SYMFO\MSTKEYディレクトリに、“MASTERKEY20120701.DAT”というファイル名で作成する場合

rdbenckey -S \\KEYSVR\SYMFO\MSTKEY\MASTERKEY20120701.DAT

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了

注意