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Symfoware Server V12.1.0 アップデート情報
FUJITSU Software

2.57 生死監視改善

変更内容

変更内容について以下に示します。

V6.0L10以前

SafeCLUSTERにおいてデフォルト設定では10秒間Symfoware Serverから応答がない場合にクラスタ切替えを行っていました。

V7.0L10以降

SafeCLUSTERにおいてタイムアウト時間のデフォルト値が0(無制限)となります。

また、rdbhsrscコマンドでタイムアウトチェック回数、無応答検出時の振る舞いを設定します。

非互換

以下の非互換があります。

rdbhsrscコマンドにおける追加設定項目を以下の表に示します。

表2.18 rdbhsrscコマンドにおける追加設定項目

新規オプション

新規オプションの意味

RDBシステム情報表示項目
(rdbhsrsc -p)

-r タイムアウトチェック回数

タイムアウトチェック回数

ChkTimes

-f { message | failover }

無応答検出時の振る舞い

Action

rdbhsrscコマンドにおけるデフォルト値一覧を以下の表に示します。

表2.19 デフォルト値一覧

  

タイムアウト時間

チェック回数

無応答検出時の振る舞い

V6.0L10

10(秒)

1回

クラスタ切替え

V7.0L10以降

0(秒 = 無制限)

6回 (注)

メッセージ出力 (注)

注) タイムアウト時間が0で指定されている場合は無効となります。

対処

Symfoware Server V6.0L10以前と同等の動作をさせる場合、以下の設定をします。

rdbhsrsc -a -t 10 -r 1 -f failover