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Symfoware Server V12.1.0 アップデート情報
FUJITSU Software

2.26 ポート番号の指定範囲の変更

変更内容

V10.0.0以降では、ポート番号を定義する以下の4つのシーンにおいて、ポート番号の指定範囲を変更します。

指定範囲は、以下のとおりです。

また、JDBCのネーミングサービスで使用するデフォルトポート番号を変更します。

非互換

注意

PCクライアント利用時は、以下の点に注意してください。

  • Windows(R) XPまたはWindows Server(R) 2003の場合

    9.1.1以前にWindowsサービスにJDBCのネーミングサービスのポート番号をデフォルトを使用して登録していた場合に、JDBC3.x対応ドライバおよびJDBC4.x対応ドライバを利用する場合は、JDBCのネーミングサービスのポート番号が26600で起動されます。ただし、ポート番号を1~5000および49152~65535を登録していた場合は、JDBCのネーミングサービスが起動できなくなります。ポート番号を5001~49151に変更して、WindowsサービスにJDBCのネーミングサービスを再登録してください。

  • Windows Vista(R)、Windows(R) 7、Windows(R) 8、Windows Server(R) 2008、Windows Server(R) 2008 R2またはWindows Server(R) 2012の場合

    9.1.1以前にWindowsサービスにJDBCのネーミングサービスのポート番号をデフォルトを使用して登録していた場合に、JDBC3.x対応ドライバおよびJDBC4.x対応ドライバを利用する場合は、JDBCのネーミングサービスのポート番号が26600で起動されます。ただし、ポート番号を1~1023および49152~65535を登録していた場合は、JDBCのネーミングサービスが起動できなくなります。ポート番号を1024~49151に変更して、WindowsサービスにJDBCのネーミングサービスを再登録してください。

対処方法

サービスファイルを参照し、OSや他の製品が使用するポート番号を調査し、以下の範囲で未使用の値を設定してください。

アップグレードインストールの場合は、RDBシステムの中で指定範囲外のポート番号を使用している可能性があります。設定内容を確認して、以下の範囲で未使用の値に変更してください。

リモートアクセスで使用するポート番号およびJDBCのネーミングサービスで使用するポート番号の変更に合わせて、アプリケーションサーバで設定している接続先のポート番号を変更してください。