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Symfoware Server V12.1.0 クラスタ運用ガイド
FUJITSU Software

4.1 フェイルオーバ運用のセットアップの流れ

フェイルオーバとは、Symfoware Serverのノードに異常が発生した場合、運用系で稼働していた業務を待機系で引き継ぐ処理のことです。

Symfoware ServerでMSCSと連携したフェイルオーバ運用を行う場合には、Symfoware Serverのセットアップ作業やMSCSへの登録作業などが必要です。

フェイルオーバ運用のセットアップには、フェールオーバー クラスタ管理ツールを利用します。

フェールオーバー クラスタ管理ツールとは、以下を意味します。

クラスタアドミニストレータは、クラスタの管理をローカルマシンやリモートマシンで行うアプリケーションです。

フェイルオーバ運用のセットアップには大きく分けて、以下の手順が必要となります。

Symfoware Serverのセットアップ作業、フェイルオーバ運用のセットアップ作業の流れについて以下に示します。

図4.1 フェイルオーバ運用のセットアップ作業の流れ

注1)透過的データの暗号化機能を使用する場合のみ設定が必要です。

注2)PL/extJava環境を使用する場合のみ設定が必要です。