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Symfoware Server V12.1.0 クラスタ運用ガイド
FUJITSU Software

3.4 PL/extJava環境の設定

PL/extJava環境を使用する場合は、“運用ガイド”の“PL/extJavaの導入と運用”を参照して、設定してください。また、以下の点に留意してください。

PL/extJava資源の配置場所

ドメインルートおよびPL/extJava用のバックアップデータ格納先用のディレクトリは、共用ディスクに配置してください。

環境設定

クラスタシステムを構成する各ノードにおいて、PL/extJava環境を構築してください。

以下の手順で、PL/extJava環境を構築します。

  1. 両系を保守停止します(運用ノードの共用ディスクをオンラインにします)。

  2. 運用ノードでPL/extJava環境を設定します。

  3. 待機ノードのクラスタサービスを起動します。

  4. 運用ノードのクラスタサービスを停止します。

  5. 待機ノードでPL/extJava環境を設定します。

  6. 運用ノードのクラスタサービスを起動します。

  7. 待機ノードのクラスタサービスを停止します。

  8. 両系の保守停止を解除します。

注意

待機ノードにおいてpgx_jadminコマンドを実行する場合は、--cluster-standbynodeオプションを指定してください。
ただし、list-domain, list-container, list-jvm-optionsサブコマンドは除きます。

参照

両系の保守停止およびクラスタサービスの起動・停止の方法は、“5.4.1 両系停止保守”を参照してください。