アーカイブログの破棄を実施する前に、以下の手順でユーザログテーブルを出力ファイルへエクスポートしてください。エクスポートを実施していない場合、破棄されたアーカイブログを使用したメディアリカバリができなくなります。
ユーザログテーブルのエントリごとの状態を確認する
“6.6 高信頼性ログ機能の運用情報の表示”を参照してください。
INH状態のエントリがある場合、メディアリカバリを実施する
“10.2 ユーザログテーブルのリカバリ”を参照してください。
USING状態のエントリがある場合、エントリ強制切替え(rdbcycswh)を実施する
“6.4 ユーザログテーブルのエントリ強制切替え”を参照してください。
FULL状態のすべてのエントリを、rdbcycexpコマンドで出力ファイルへエクスポートする
“6.3 ユーザログテーブルからユーザログのエクスポート”を参照してください。
ユーザログテーブルの出力ファイルへエクスポートしたあとには、バックアップ以前のアーカイブログは不要になります。アーカイブログファイルを循環使用するためにも、不要になったアーカイブログファイルは破棄してください。
不要になったアーカイブログの破棄は、rdblogコマンドのRオプションおよびaオプションで行います。アーカイブログの破棄は、1個ずつしか行わないため、不要なアーカイブログが2個ある場合は、2回実行してください。
アーカイブログを破棄する例を以下に示します。
$ rdblog -R -a |
> rdblog -R -a |