データベースアクセス管理機能を利用して、業務データベースを操作する場合は、業務データベースの接続情報をデータベースリソース定義として登録する必要があります。
データベースリソース定義は、apfwmkrscコマンドで登録します。apfwmkrscコマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
データベースリソース定義の登録は、以下の手順で行います。なお、すでにデータベースリソース定義を登録している場合は、以下の作業を行う必要はありません。
注意
メッセージとDBの整合性保証機能を利用する場合には、“第8章 アプリケーションサーバの環境設定”で作成したメッセージ格納DBのデータベースリソース定義を業務データベースのデータベースリソース定義として使用します。このため、以下の作業を行う必要はありません。
データベースリソース定義入力ファイルを作成します。
以下に記述例を示します。
DBRSCNAME=gyoumu DBTYPE=Symfoware HOSTNAME=myhost PORT=10326 USERID=symfoadmin PASSWD=symfoadmin CONNECTDB=dbname DATASRCNAME=jdbc/gyoumu |
実行環境で、データベースリソース定義入力ファイルをapfwmkrscコマンドに指定して、コマンドを実行します。
例
apfwmkrsc -f /home/apfw/resource1_dbrsc.def |
注意
データベースリソース定義入力ファイルにはパスワード情報が含まれるため、管理には注意してください。登録者以外のユーザから参照できないようアクセス権限を設定する等の対処を行ってください。