データベースアクセス環境の削除を行います。利用しているデータベースシステムにより、手順が異なります。
クライアント用の動作環境ファイルの削除(Symfowareの場合)
ネットサービス名の削除(Oracleの場合)
■クライアント用の動作環境ファイルの削除(Symfowareの場合)
クライアント用の動作環境ファイルを削除します。
例
rm /opt/FJSVibs/var/deployment/mlserver/SYNCWU/current/fssqlenvc |
del [Interstageのインストールディレクトリ]\BAS\var\deployment\mlserver\SYNCWU\current\fssqlenvc |
ポイント
クライアント用の動作環境ファイルは、ワークユニット定義に記載されているSQLRTENV環境変数に指定されています。ワークユニット定義を確認するには、Interstage Application Serverが提供するisinfwudefコマンドを利用します。コマンドの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
■ネットサービス名の削除(Oracleの場合)
ネットサービス名が不要となった場合は、アプリケーションサーバにあるtnsnames.ora(注1) 、および、データベースサーバにあるlistener.ora(注2)から、それぞれネットサービス名の定義を削除します。詳細については、Oracleマニュアル“Net Services管理者ガイド”を参照してください。
注1) tnsnames.oraファイルは、“Oracleのホームディレクトリ/network/admin”ディレクトリ配下にあります。Windowsの場合は、“Oracleのホームディレクトリ\NETWORK\ADMIN”になります。
注2) listener.oraファイルは、“Oracleのホームディレクトリ/network/admin”ディレクトリ配下にあります。Windowsの場合は、“Oracleのホームディレクトリ\NETWORK\ADMIN”になります。
注意
ネットサービス名をアプリケーション連携実行基盤以外で利用している場合、または、他のワークユニットで利用している場合は、削除を行わないでください。
ポイント
ネットサービス名を確認するには、apfwinforscコマンドによりデータベースリソース定義を参照します。コマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
Oracleが提供する“netmgr”コマンドを利用し、GUIによりネットサービス名の削除を行うことが可能です。