以下の形式のテキストファイルを作成します。
ファイル名は任意(半角英数字)で構いません。
設定値に指定以外の値を設定すると同期アプリケーション連携実行基盤が正しく動作しない可能性があります。必ず指定の値を設定してください。
rep_id = SYNC01 ------ 1 type = persistent ------ 2 uid = 0 ------ 3 gid = 3 ------ 4 proc_conc_max = 512 ------ 5 thr_conc_init = 1 ------ 6 thr_conc_maximum = 1 ------ 7 thr_decrease = ON ------ 8 mode = SYNC_END ------ 9 iswitch = OFF ------ 10 ior = 1.1 ------ 11 locale = UTF8 ------ 12 ssl = OFF ------ 13 |
No | 項目名 | 設定内容 | 必要性 |
---|---|---|---|
1 | rep_id | ワークユニット定義ファイルで、Impl IDに指定した値と同じ値を指定します。 | 必須 |
2 | type | “persistent”を指定します(固定)。 | 必須(注) |
3 | uid | サーバアプリケーション実行時のユーザIDを指定します。省略時は、OD_impl_instコマンド実行ユーザの実効ユーザIDが設定されます。 | 省略可 |
4 | gid | サーバアプリケーション実行時のグループIDを指定します。省略時は、OD_impl_instコマンド実行ユーザの実効グループIDが設定されます。 | 省略可 |
5 | proc_conc_max | ワークユニット定義ファイルで、プロセス多重度に指定した値より大きい値を指定します。 | 必須(注) |
6 | thr_conc_init | 指定可能な範囲は、1から2147483647(longの最大値)までです。範囲外の値が指定された場合、16に設定されます。値を省略した場合は、“16”が指定されたものとみなされます。 注意 データベースアクセス管理機能を利用する場合、Oracleを利用する場合、かつ、サーバアプリケーションにCOBOLを使用する場合は、スレッド初期多重度を1にする必要があります。 | 省略可 |
7 | thr_conc_maximum | サーバスレッドは、ここで指定された数まで自動拡張します。 注意 データベースアクセス管理機能を利用する場合、Oracleを利用する場合、かつ、サーバアプリケーションにCOBOLを使用する場合は、スレッド最大多重度を1にする必要があります。 | 省略可 |
8 | thr_decrease | Thr_conc_maximumにthr_conc_initと異なる値を指定してスレッドの自動拡張機能を使用する場合に、スレッドの縮退を行うか否かを“ON”または“OFF”で指定します。 | 省略可 |
9 | mode | “SYNC_END”を指定します(固定)。 | 必須(注) |
10 | iswitch | “OFF”を指定します(固定)。 | 省略可 |
11 | Ior | “1.1”を指定します(固定)。 | 必須 |
12 | locale | ユーザアプリケーション(C言語またはCOBOL)のコード系を指定します。環境変数 LANG、NLS_LANGやアプリケーション連携実行基盤定義のserver-charsetと統一したコード系を設定してください。 SJISMS EUC UTF8 EUC UTF8 SJISMS UTF8 | 必須(注) |
13 | ssl | “OFF”を指定します(固定)。 | 省略可 |
注) 省略するとCORBAサービスの省略値が設定されますが、同期アプリケーション連携実行基盤が正しく動作しない可能性があります。必ず指定の値を設定してください。
注意
同期アプリケーション連携実行基盤用のワークユニット設定では、以下の項目を指定する必要はありません。
binary
サーバアプリケーションのパス名
param
サーバアプリケーションの起動パラメタ
env
サーバアプリケーション実行時の環境変数
inftID
インタフェースリポジトリID
CORBAアプリケーション情報定義ファイルにコメントを記述することはできません。