動作環境ファイルを記述する文法の一般形式を以下に示します。
KEYWORD=(値1,値2,・・・,値n) |
詳細形式および注意事項は以下のとおりです。
実行パラメタのキーワードは英大文字で記述します。
1行には、実行パラメタを1つだけ記述します。
例
1行内に複数の実行パラメタを記述した誤った記述例
CHARACTER_TRANSLATE = SERVER R_LOCK = NO |
実行パラメタのカッコ“()”は省略可能です。
実行パラメタの右カッコ“)”以降の記述は、コメントとみなします。
例
実行パラメタにコメントを記述した記述例
SQL_SNAP = (ON) SQL文の情報をファイルに出力する |
行頭にセミコロン“;”のある行は、コメントとみなします。
キーワード、等号“=”、カッコ“()”、カンマ“,”およびセミコロン“;”の前後には、空白またはタブを記述することができます。
CHARACTER_TRANSLATE = (SERVER) コード変換をサーバで行う R_LOCK = NO 占有の単位はDSO_LOCKの指定に従う |
複数指定が不可能な実行パラメタを複数記述した場合には、最後に指定された記述が有効となります。
1行は、227バイト以内で記述する必要があります。
カンマ“,”の前後で改行することができます。ただし、その場合、カッコ“()”を省略することはできません。
SERVER_SPEC = (RDB2_TCP,SQLSV,↓ DB01,HOST1,2050 )↓ |
↓:改行
値の並びで途中の値を省略する場合には、カンマ“,”だけを記述します。
SQL_SNAP = ON, , 1 ← 値2を省略した例 |
最後に指定した値のうしろのカンマ“,”は省略することができます。
SQL_SNAP = (ON) ← 値2以降を省略した例 |