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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

19.5.3 Interstageのインストール

インストーラにより、アプリケーション連携実行基盤およびInterstageのパッケージを、クラスタを構成する各ノード(運用ノード、待機ノード)へインストールします。このとき、インストールはクラスタを構成する各ノードに対し、同一パス上に行う必要があります。

注意

アプリケーション連携実行基盤およびInterstageのパッケージは、それぞれのローカルディスク上にインストールしてください。

インストールの詳細

Interstageのインストール後は、Interstageを構成するサービスが、マシン起動時に自動的に起動される設定となっています。
クラスタ環境では、マシン起動時にクラスタ製品がInterstageを起動しますので、Interstage独自の自動起動設定を無効化する必要があります。以下に、無効化のための作業手順を説明します。

作業手順

  1. 以下のサービスの「スタートアップの種類」を確認し、「自動」が設定されている場合は「手動」に変更します。

  2. 以下のサービスの状態を確認し、「開始」している場合には、サービスを停止します。


注意

上記サービスでインストールされていないものについては、対処不要です。


作業手順

Interstageパッケージインストール後には、サーバ起動時に呼び出されるスタートシェルとサーバ停止時に呼び出されるストップシェルがシンボリックリンクファイルとして格納されています。クラスタを使用する場合は、当該シェルが呼び出されないように、別ディレクトリなどに退避します。


以下のファイルを退避してください。

格納先ディレクトリ

退避対象ファイル(スタートシェル、ストップシェル)

/etc/rc0.d(注1)

K00stopis、K00stopod、K00FJSVirep、K01FJSVijdas、K17FJapache

/etc/rc1.d

K17FJapache

/etc/rc2.d(注1)

S98FJSVijdas、S99startis、S99startod、S99FJSVirep、K17FJapache

/etc/rc3.d

S51FJapache

/etc/rcS.d

K17FJapache

注1) Java EEのメッセージブローカのサービス化を行っている場合は、登録したシンボリックリンクを削除してください。


(RHEL5/RHEL6)

以下のファイルを退避してください。

格納先ディレクトリ

退避対象ファイル(スタートシェル、ストップシェル)

/etc/rc0.d

K00stopis、K18FJSVirep、K14FJapache

/etc/rc1.d

K00stopis、K18FJSVirep、K14FJapache

/etc/rc2.d

S99startis、S82FJSVirep、S99startod、S86FJapache

/etc/rc3.d

S99startis、S82FJSVirep、S99startod、S86FJapache

/etc/rc4.d

S99startis、S82FJSVirep、S99startod、S86FJapache

/etc/rc5.d

S99startis、S82FJSVirep、S99startod、S86FJapache

/etc/rc6.d

K00stopis、K18FJSVirep、K14FJapache


以下サービスの自動起動設定を解除してください。

自動起動設定の解除方法については、以下を参照してください。

(RHEL7)

以下のサービスについて自動起動/自動停止をしない設定にしてください。設定方法については“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”の“RHEL7でのサービス自動起動/自動停止”を参照してください。


注意

上記サービスでインストールされていないものに関しては、対処不要です。