クライアント用の動作環境ファイルは、業務アプリケーションがSymfoware Serverに接続する場合に必要となります。クライアント用の動作環境ファイルは、システム構築シートで出力されます。以下の手順により、クライアント用の動作環境ファイルを実行環境に複写します。
環境変数SQLRTENVに指定したパス名およびファイル名に、システム構築シートから出力されたクライアント用の動作環境ファイルを複写します。
cp fssqlenvc /opt/FJSVibs/var/deployment/mlserver/COBOLSAMPLESV/current/. |
copy fssqlenvc [Interstageのインストールディレクトリ]\BAS\var\deployment\mlserver\COBOLSAMPLESV\current\ |
ポイント
クライアント用の動作環境ファイルのパス名とファイル名を確認するには、システム構築シートから出力された“ワークユニット定義ファイル”のSQLRTENV環境変数の指定値を参照します。
クライアント用の動作環境ファイルには、Symfoware Serverに接続するために最低限必要なパラメタのみが記載されています。業務アプリケーションが行うデータベースの操作内容によっては、パラメタを追加する必要がありますので、必要に応じてクライアント用の動作環境ファイルを編集してください。クライアント用の動作環境ファイルに指定できるパラメタの詳細については、Symfoware Serverのマニュアル“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”を参照してください。
システム構築シートが設定するパラメタの詳細については、“D.3.2 データベースアクセス環境の作成”を参照してください。